- Blog記事一覧 -原因を自覚しない五十肩のアプローチ
大阪市中央区のホームドクター。
堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の
鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
局所の痛みや筋肉の硬さにとらわれない
根本からの五十肩の改善をしています(^-^)
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鍼灸治療の臨床例です。
大阪市住之江区からお越しの60代の女性。
ご家族で自営業をされており、今でも
現役バリバリで働かれています。
一ヶ月ほど前から左肩に痛みと可動域制限が出始めました。
主に三角筋のあたりが痛み、肩関節の外転がダントツ、
続いて屈曲で痛みを感じるとのこと。
中でも、タイトなTシャツやインナーを着るときに痛みを感じるため、
なんとかならないか?と鍼治療をご希望され来院いただきました。
五十肩は通称で、正式には肩関節周囲炎と言います。
肩の周辺の筋肉や腱板、関節の周囲に炎症をお越し、
可動域制限や筋肉の拘縮、癒着を生じる症状です。
寝ている際に痛みがキツくなる
夜間痛も顕著な特徴のひとつです。
症状が出る、出ないは個人差があります。
原因は様々ですが、砂糖やお米、日本酒、ラーメンなど、
糖質の過剰摂取による血液の粘り、血糖値の上昇から、
ストレスや我慢など、目に見えない原因まで多岐に渡ります。
クライアントさま、60代後半になっても仕事が忙しく、
家庭のことでもタイミングが重なりバタバタ続きだったそう。
腹診では、みぞおちを中心に全体が硬く張っていました。
ずっと気を張っていた感じがお腹から伝わりました。
みぞおちの緊張を取り除くように
頭に集まりすぎた血液を抹消へ還すように
入りっぱなしの交換神経を整えるよう施術を行いました。
施術直後から体がフワーッとしてきたようで
スヤスヤと眠られていました(^-^)
施術が終わると、表情も穏やかになり、
変化の出たいい感じを味わっていただきました。
五十肩の局所を追うだけの過剰なアプローチは
筋肉や組織を損傷する可能性があります。
食事を工夫する、心身のリセットを行うだけでも
原因のわからなかった五十肩の痛みや可動域は徐々に変化していきます。
肩も好きで痛みや動きの制限を出すわけではアリマセン。
赤ちゃんが泣くのと同じで、気づいて欲しいだけなんです?
痛みが伝えるメッセージから思い当たることに気づく。
そして、心にも体にも優しくしてあげることが、
根の深い症状の改善には一番なのでは?と思います(^-^)