- Blog記事一覧 -ありのままの気持ちは薬で隠せません
大阪市中央区のホームドクター。
堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の
鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
薬との上手な付き合い方も提案しています。
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鍼灸、整体の臨床例です。
大阪市西区からお越しの30代の女性。
仕事は音楽関係者。
問い合わせのお電話の時点で怒りが全快。。
美容外科でオペを受けて副作用が出てしまったそうです。
ヒアルロン酸の注射を受けたそうですが、
誤ったポイントに注入されてしまったらしく、
患部に痛みが走り、風邪様の炎症と悪寒を繰り返すとの事。
親和性がない物質が体内に入ってくると
白血球に攻撃モードのスイッチが入り、
体内で交戦するため発熱します。
一番わかりやすい例が【風邪】です。
異物である風邪のウィルスを白血球が攻撃し、
発熱させることで体の免疫が働きやすい状態にします。
下手に解熱剤をつかうと風邪が長引くのは
白血球が闘いやすい環境を奪うことになるからです。
このクライアントさま、オペの副作用で
体がツライ最中に、知り合いから
胸に刺さる言葉を浴びせられたそうです。
ただ、言われた言葉を聞くと、
それほど言葉自体がヒドいとは思えませんでした。
おそらくはお知り合いの方も
悪気があって言った訳ではないと思うのですが、
言われたご本人はただでさえ気が動転しそうな状態だったため
その言葉にショックを受けてしまい、以来動悸が収まらなくなったそう、、
心身ともに余裕が無い状態では
普段気にならないことにも過敏になります。
あまりに動悸が収まらないので、
精神科にいき安定剤を処方して貰ったそうです。
ただ、ここで注意があります。
動悸が出ているのは確かにシンドイですが、
動悸の原因が「怒り、憤り」なんですね。
解決するには本来であれば
自己処理が必要なんです。
「自分の機嫌は自分でとる」ことが大切になります。
ここを意識することなく
理由も考えずに薬で抑えるとどうなるか?
行き場を失った怒りのエネルギーが爆発して
二次的に、そしてさらに重篤な症状を出し兼ねません。
やはり素直に自分の気持ちに向き合うことが大切です。
怒っちゃダメなんてことは無いですし、
ほとぼりが冷めるまでイライラしたらいいと思います。
無理やり気持ちを抑えつける方がシンドイですから^_^
ただ、いつまでも怒りに取りつかれるのも良くありません。
このクライアントさまの場合は、ご自身の中で答えが出ていたように思いました。
自分て機嫌をとるためには
心身ともに余白が必要です。
高ぶった自律神経を整えるよう施術を行いました。
気持ち良さもしっかり感じていただけたようで、
来院時に比べて表情もホッとされた印象を受けました。
もともとお身体もかなりシンドそうな状態でした。
その上にアクシデントが起こったためツラい想いをされたと思います。
薬に頼りたくなる気持ちもわかりますが、
あくまで常用するものてはアリマセン。
万が一の「お守り」としてがいいと思います。
その前にまずは素直な気持ちを
押し込めず感じてみてください。
嬉しいことも、悲しいことも、ありのままに。
そこにあるヒントに気づけば、
症状の解決に向けて無駄なく
サポートが出来ると思います^_^
ちなみに施術のポジションもアレンジが自在ですのでご安心ください^_^