- Blog記事一覧 -坐骨神経痛の本当の原因は?
大阪市中央区のホームドクター。
堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の
鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
原因をとことん追求する鍼灸治療をしています。
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鍼灸治療の臨床例です。
兵庫県西宮市からお越しの50代の男性。
国内外を飛び回る仕事をされています。
3日前から右側の坐骨神経痛が酷いそうで、
足を引きずりながら来院されました。
当院に来られる前に、整形外科と整骨院、
地元で自費の整体院にも行かれたそうです。
処置としては、整形外科では痛み止めの処方、
整骨院、整体院は、痛む患部を揉まれたそうです。
かろうじて整体院では一瞬ラクになるも元に戻ったそうです。
三者の共通の見解は以下の内容でした。
「お尻の筋肉が硬くなってまして、
それが神経を圧迫してるから痛いんです」と。
、、、
そんなこと、坐骨神経痛で調べれば書かれてます^^;
「何故その筋肉は硬くなったのか?」
までは一切踏み込んでいないんですね。。
その部分に対して、その人のライフスタイルの中から
ヒントとなることを見つけ出して、ご本人の思い当たることと擦り合わせ、
気づく、意識や行動を変えて行くことが改善にむけて大切なんです。
当院の考える坐骨神経痛の見解、治療法です。
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このクライアントさまの場合は、国内外を飛び回るため、
常に環境の変化にさらされていること。
アジア諸国の外国人の雇用を積極的に生み出す取り組みをされており、
担いが大きく、率先して導かないといけない立場であること。
頼られたらNOとは言えず、自分のことは二の次にしてしまうこと。
そのことから過労になり、ストレスを抱え込みすぎたまま、
体のスイッチか入ったまま、休息モードになれていないことが
坐骨神経痛につながる根本の原因であるように感じました。
足の側面のシビレも強く感じており、
過緊張、ストレスの影響が出ていました。
患部ばかりを追う施術は意味をなさないことが多いため、
内臓機能と自律神経をととのえ、本来の状態にリセットするべく
鍼灸治療を行いました。置鍼をしてすぐに眠られていました(^-^)
施術が終わると、多少の痛みは残るも、
来たときとは違う様子でスタスタと歩かれていました。
仕事をしている間はマストばかりだと思いますので、
せめてご自身には「ねばならない」「こうでないといけない」は
できる限り課せないでくださいね、とアドバイスしました。
痛みは何かを伝えたいから現れます。
ご自身でも何かに気づいていただけたのか、
おかえりの際の表情はとてもにこやかでした^^
世間一般な考え方や、いわゆる治療テクニックを振りかざすのではなく
その人にとってのオンリーワンなサポートができれば幸いです(^-^)