- Blog記事一覧 -風邪をひくことの本当の意味とは?
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の
鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
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風邪すごく流行ってますよね^^;
インフルエンザの予防接種しかり
いよいよシーズン到来、という感じです。
私も体が資本の仕事ですので風邪をひくと困ります。
来られるクライアントさまにも迷惑がかかりますので、
基本風邪を引いてはいけない立場ではあります。
もちろん風邪をひかないように日々の対策を心がけています。
ですが、人間いくら気をつけていても、
どうしても風邪を引いてしまうことはあります^^;
ただ、その時は
【必要だから風邪を引いた】
と思ってください(o^^o)
どういうこと!?と思われると思います。
風邪のメカニズムとともに解説していきます。
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風邪の原因は、代表的なものがウィルスです。
ですが、無理がつづき、不摂生が重なると
体の機能が低下し、ウィルスの侵入を許してしまい
結果、風邪を引いてしまいます?
ウィルスが体内に侵入すると
白血球が異物を排除するために働きます。
そうなると正常な生体反応として【発熱】します。
そう、発熱は異常ではなく、正常な働きです。
発熱しないと白血球が戦うことが出来ず、
原因菌であるウィルスを排除できません。
では、必要だから風邪を引いたとは何なのか?
誤解を恐れず申し上げます m(_ _)m
実は風邪をひくと
【超短期間で集中デトックス】
が出来るからなんです?
たしかに風邪はしんどいです。
ですが、無理が積もった結果風邪を引きます。
そのため、白血球がフルに働くことで
今までのツケを無かったことにしてくれます。
その為、きちんと発熱して養生ができたら
体がスッキリしていると思います(^-^)
このデトックス、普段からご自身で気をつけて行うには
かなりしっかりした運動や休息を長期的に続けないと得られません。
その最たる要因が【体温の上昇】にあります。
運動などで体温をあげるには限界があります。
37度まで平熱がある方はあまり聞きません。
ですが、風邪をひくと体内の深部体温が急激に上がります。
38〜39℃の発熱が一瞬にして起こります。
シンドさを伴う反面、体内のウィルスが死滅します。
一般的な臨床データでも深部体温が39℃で
悪性細胞が衰え始め、42℃で死滅すると結果が出ています。
この悪性細胞には【がん細胞】も含まれます。
病気のときこそいかに体温を上げるかが
回復に向けて大切な要素になります(^-^)
発熱したからと解熱鎮痛剤を服用すると
白血球の戦いの場を奪うことになり、
いつまでもズルズルと長引く風邪を作り出してしまいます。
仕事でどうしても休めない方も多いと思います。
解熱鎮痛剤の服用はあくまで個人の判断に任せるしかないですが、
薬が治すわけではない、服用の結果風邪が長期化することは
頭に入れておいたほうが良いと思います。
ズルズル風邪には【長引く咳】が伴うことが多いてす。
咳はいわば【外向き】の運動。
咳が出るということは外に出したい何かが
まだ体の中にいることを現しています。
出してあげない限りは咳はいつまでも続きます。
そのためウォーキングなど、適度に体を動かして上げると
有酸素運動の効果と、深部体温の上昇により、
長引く咳は無くなってきます。
さらには足裏をしっかり使うことで冷えも改善します。
冷えは、不妊症しかり万病の原因にもなりますので、
鍼灸治療や運動などでしっかり体質改善しましょう!
とくに起きがけの体温(=基礎体温)が
35℃台の方は病気のリスクが高まりますので、
ご相談いただけたら最適な改善プランを提案できます。
風邪はしんどいですが決して悪者ではありません。
病気の本質を理解しながら、
健やかにお過ごし頂ければ幸いです(^-^)