- Blog記事一覧 -鍼灸臨床【左肩の痛み】(大阪市港区 30代男性)
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の
鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
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鍼灸治療の臨床例です。
大阪市港区からお越しの30代の男性。
ご自身で会社を経営されています。
主訴は左肩の痛み。
数年前にスポーツで怪我をしてから
肩をあげるときに痛みが出てしまうそう。
お腹の触診では、みぞおちに痛みがありました。
この反応はストレスや考えごと、不安など、
目に見えない負担の影響が出ている状態です。
クライアントさま、ぱっと見、
豪快な印象を受けますが、
大変気をつかう繊細な方でした。
経営者という立場上、ご自身をすり減らしながらも
頑張っておられたのだと思います。
治療院に来ていただいている間は、
立場も、役割も、担いも関係ありませんので、
何者でもない、素のご自身にリセットいただくよう、
指示を伝えながら施術を行いました。
当院の鍼治療は、最初に仰向きで手足、
次にうつ伏せで、背中、腰、首の施術を行います。
仰向きの施術が終わり、うつ伏せに変換する際に、
「すでにラク!」とありがたい反応をいただきました(^-^)
左肩の施術はまったく行っていませんが、
施術が終わると痛みも無くなり、
可動域も改善していました。
肩の痛み(とくに肩の前方)は、
【胃腸】の反応が出やすい場所です。
暴飲暴食でもストレスでも、
痛みや可動域の制限が出てしまいます。
同時に回復に向けて大切なことは
【思い込みを外す】という事。
スポーツで怪我をされたのは事実ですが、
それだけが今の症状に繋がっているとは限りません。
施術を受けている間は、頭の中にあることは
いったん傍に置いてもらい、素直な気持ちで
施術を受けていただく事をおすすめしています。
そうする事で勝手に原因を結びつけていた
一種のマインドブロックが外れます。
そこに対して、お腹の触診がら読み取った、
体が欲する良くなるためのヒントを叶えてあげる事ができれば、
自然といま現れている不調は良い方向にむかって行きます。
意気込んで心身をリセットすることは難しいですが、
安心して身を任せていただけるリセットの場所となれば幸いです。