- Blog記事一覧 -ぬか漬けに学ぶ【しおからみ】の効果とは?
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
生理学の理論を融合した鍼灸治療を行っています。
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当院では鍼灸をメインにお困りごとを解決するサポートを行っています。
からだに存在するツボ(経穴)に鍼をすることで、体内の血流をととのえて良い状態にととのえます。
このツボ、実はそれぞれに細かい役割が存在します。ちょっと専門的な話になりますが、よろしければお付き合いください^_^
東洋医学に欠かせない考え方で【五行】(ごぎょう)というものがあります。
何事も【5つ】の項目に当てはめることで、関連性をもたそうとする考え方です。
これらは横に共通する項目、縦に関連し合う項目を並べています。共通は【あいうえお】、関連は【あかさたな】のような感じです。五臓、五味、五季あたりはニュアンスも伝わりやすいと思います。
臨床的にはきわめて【あかさたな】の方が大切になります。これらのルールを無視して鍼灸治療を行うことは出来ません。
今朝、朝食にきゅうりのぬか漬けを食べたのですが、普段よく使うツボと共通する働きをしていました?
きゅうりを塩に漬けるとどうなるか?
きゅうりからは余分な水が抜けて、きゅうりそのものは柔らかくなります。
この水の移動、水抜き、組織を柔らかくする、これら【しおからみ】(五味の5番目)と関連するツボは【水】(五行の5番目)に当たる水穴になります。
当院でよく使うツボは合水穴である【陰陵泉】(いんりょうせん)。抗利尿ホルモン(バゾプレシン)の作用で腸管に水を引き上げて、余分な水分を汗やお通じで排出。同時に肝臓や胸にこもる熱を冷まし、血流を改善、筋肉を瞬時にやわらかくすることが出来ます。
当院ではかなり特殊な打ち方をしますが、このツボに綺麗に鍼が当たると、施術の50パーセントは決まったも同然、と言えるスペシャルな経穴です。
五味は単なる味覚ではなく、その味を感じたときに体内で物質が動く、いわば【運動方向】を表します。このあたりはかなり専門的な話ですが、例えを交えたわかりやすい表現で説明が可能です。せっかくですのでシリーズ化して書きたいと思います。
治療家むけの実技指導もできますので、本気の鍼灸を学んでみたい方はコチラのLINEからご連絡ください↓
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