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急性症状・けが | 【頭痛・腰痛・自律神経失調症】専門治療 I 大阪の鍼灸整体院したらパーソナルケア - Part 2の記事一覧

鍼灸臨床【ぎっくり腰】の治療 (大阪市天王寺区 30代男性)

2018.01.02 | Category: したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,急性症状・けが,腰痛・坐骨神経痛・ぎっくり腰,自律神経系の治療

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

↓↓

鍼灸治療の臨床例です。

大阪市天王寺区からお越しの30代の男性。
仕事は立っての作業がメイン。

主訴は右腰のぎっくり腰。

なんとか歩けるも腰がまったく伸びないと来院いただきました。

年末から溜めつづけた疲労が
お子さまと遊んでいる際に爆発したそうです?

「子供は全力でかかってきますからね〜、、^^;」
と苦笑いしながら施術をスタートしました。

かろうじて仰向けにはなれたため、
膝の下に枕を入れて鍼治療を開始しました。

ぎっくり腰とは言え、腰そのものに
原因があることは実は少ないのです。

大切なことは、なにゆえ腰に負担が蓄積し、
ぎっくり腰になってしまったのか?という
心と体の状態を含めた、全体的な把握が必要となります。

このクライアントさまの場合はお腹を触ると
極端に”みぞおち”が硬くなっていました。

みぞおちの痛みや硬さは、心理的な負担がでやすく、
ストレスや過緊張状態が続くことで
“頭に血がのぼる”状態を作り出し、
結果、手足の冷えを伴います。

そうなることで腰も冷えてしまい、
硬くなりケガをしやすい状態になります。

背中から腰にかけては”右側”に
硬さが偏差して現れます(肝の影響)

聞けばお子さまがもうすぐ生まれるとのことで、
めでたい反面、なにかとバタバタすることが多かったそう。
その状態で上の子の相手をしていた時に爆発してしまった?という事でした。

せめて治療院にいる間だけは、仕事もご家庭のことめ脇においてもらい、
施術に意識を傾けることに専念していただきました(^-^)

しばらく置鍼をしたら通常であればうつ伏せの施術に移りますが、
痛みがキツい状態での体位変換は万が一を想定して、
足回りの整体を入れてから体位をゆっくり変えてもらいました。

足回りの筋肉は【深層フロントライン】
(=Deep Front Line)と呼ばれ、なんと
首や顔の周りまで繋がっています。

瞬発力のある筋肉ではありませんが、
体の支持に強く働いています。

もちろん要となる部分では太ももや
腰回りにもつながっており、腰痛でお悩みの方の大半は
足首や足の指、中足骨の動きが非常に悪くなっています。

足を触れば首まで緩めることが可能になるため、
当院の整体の臨床ではよくアプローチしています。

足が柔らかくなってからうつ伏せに変換をお願いしました。

すると

「腰が伸びて動けるようになってる‼️」

と嬉しい感想をいただきました(^-^)

うつ伏せでは、右腰の痛みを患部の反応だけではなく、
根本の原因から取り除く施術を行いました。

ゆっくり腕をつかってベッドから起き上がってもらうと、
来院時にくらべて表情も穏やかになっており、
無理に動かさなければ痛みも大丈夫、と感想をいただきました。

ぎっくり腰は、切り傷と同じく
【ケガ】をした状態です。

切り傷には絆創膏を貼りますが、
貼ったからすぐに治るではありません。

痛みが引くにも時間が必要ですし、
傷口が塞がるにはもっと時間がかかります。

痛みがあるうちはキズがあるのと同じ。
言うなれば【まだ動くな‼️】という状態です。

ケガの裏に隠れたメッセージを読み解き、
日々のメンテナンスに取り組むことが
重篤な症状の予防に大切です。

詳しくは

【腰痛・ぎっくり腰】のページ

をご覧いただけたら幸いです(^-^)

【急性腰痛・ぎっくり腰】の原因と対策

2017.11.14 | Category: お役立ち情報,したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,当院の考える健康観,急性症状・けが,腰痛・坐骨神経痛・ぎっくり腰

大阪市中央区で【腰痛・ぎっくり腰】なら当院へ。

堺筋本町駅、松屋町、谷町四丁目にある

鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

腰は漢字の通り【カラダの要】となる場所です。

そのため心と体の両方の叫びが現れる場所でもあります。

カラダの内なる声からその方だけの原因を読み解き

痛みの本当の理由、根本からの不調の解決をサポートします。

↓↓

最近になり【ぎっくり腰】で来られる方が急増しています。

・寝起きに勢いよく動いた
・重い荷物を持ち上げた
・変な姿勢で物を運んだ

など

ぎっくり腰で来られる方から
第一声でよくうかがう内容です。

急な動作は、瞬間的には体に負担がかかるかもしれません。
ですが、あくまで【きっかけ】にすぎません。

根本的な原因は他にあるため、ぎっくり癖のある方には
【体質改善を含めた根本治療】が必要になります。

ぎっくり腰や急性腰痛の原因として
冷えやストレス、疲労の蓄積による
心身への負担が根底にあります。

11月に入ってからは寒さも感じるようになりました。

実は”冷えるだけ”であらゆる痛みが現れます。

例えば、ストレスを感じすぎた結果、
自律神経のバランスが崩れてしまい、
交感神経が優位になってしまう。

すると

「頭に血がのぼる」
「はらわたが煮えくりかえる」

状態になり、頭にばかり血流が集まってしまい、
手足や腰回りの血流が乏しくなり、その結果
体内に冷えを生じ痛みにつながってしまいます。

立場的、状況的に素直にしんどいが言えない、
そのような方もいらっしゃると思います。

そのような方こそ、メンテナンスを重視する必要があります。
その人の素の状態にもどる、リセットする時間が大切なんです。
それだけで腰痛や、ぎっくり腰で悩むことが少なくなると思います。

ほか、プロに任せる施術のほかに、
ご自身で取り組んでいただきたい、
セルフケアがいくつかあります。

言い換えると、

【ご自身でしか気をつけられないこと】

となります。

体に現れた反応と上手に向き合いながら、
工夫してメンテナンスしてくださいね^_^

以下、腰の痛みに関するセルフケアです。
大切な内容を書いています。ご覧ください。

↓↓

・ストレスをためない
・体を冷やさない
・きちんと湯船に浸かる
・腹巻をしてから寝る
・足の指を柔らかくする
・暴飲暴食をしない
・急な動作に気をつける(特に寝起き)
・朝は体が一番冷えていると自覚する
・起床時は横向きになり肘と手で起きる
・コルセットは巻き続けない
・湿布は貼らない
・患部への力任せの施術を避ける
・仰向けに起きない
・勢いよく動かない
・腰が不安な時は腹筋に力を入れてから動く
・柔らかい椅子に座らない
・膝よりお尻が低くなるソファは避ける
・カラダの声を素直に聴く
・頑張りすぎない
・焦らない
・思い込みを外す
・腰の痛みに囚われない
・ヘルニアだから痛いとは限らない
・腰が痛いことはいったん傍に置く
・痛みがキツイ時は休めのサイン!

など

中には裏ワザっぽいのもありますが、
どれもセルフケア、意識づけに大切です。

急性腰痛やぎっくり腰は
実は【怪我】と同じです。

基本【安静】が第一優先です。

オペが終わった後は傷が治るために入院して休むのと同じです。

施術は患部を触りません。できる限り離れた場所から行います。

怪我ですので、傷口を刺激したら悪化しますよね?
当院で痛む患部を直接施術しない理由です。

あまりに痛みがきつい時は
体はわざと【動けない】状態をつくり
自然治癒力を高めようとしています。

痛みに囚われているうちは
自然治癒力が最も働きにくい状態です。

当院の施術が、心身のリセットを
大切に考えているのはそのためです。

先ほどのセルフケアの中に書いた

【痛みはいったん傍に置く】

も、実はめちゃくちゃ有効です。

痛みが気になる時は念仏のように唱えてみてください。
頭から痛みへの意識が外れるため結構効きます(笑)

痛みをわざわざ思い出さずに、今この瞬間、
ありのままの心地よさを感じてみてください^_^

これから寒くなるにつれ
さらに腰の痛みが増してきます。

カラダの状態を素直に感じてあげることで
痛みや不調と上手く付き合うことが出来ます。

【腰痛・ぎっくり腰】のページもご覧ください。

https://shitarapc.com/youtsuu

体はいつでも良くなる方法を知っています。
当院は常に本質を発信していますので、
気軽にご相談いただければ幸いです^_^

湿気と胃腸と腰痛の関係

2017.08.17 | Category: したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,内臓治療,冷え症,急性症状・けが,腰痛・坐骨神経痛・ぎっくり腰,自律神経系の治療

大阪市中央区のホームドクター。

堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

病や痛みのスタート地点となる胃や肝臓を

鍼灸治療でしっかり整え改善にあたります。

 

↓↓

 

鍼灸治療の臨床例です。

 

大阪市東住吉区からお越しの40代の男性。
力仕事と筋トレで体格もがっしりされています。

 

コルセットをガチガチに巻いて来られたため
ぎっくり腰かと思いきや、、、

 

数日前に胃腸を酷使して以来、
腰痛がキツくなって、、、
と、来院いただきました。

 

湿気が強い日は余計に具合が悪く、
体が冷えることも多かったみたいです。

 

見事に腰痛につながる条件だらけでしたので、
問診もほどほどに施術に入りました。

 

実際、座って問診票を記入できない状態でした。
お話も立ったまま伺いました、、^^;

 

クライアントさまがご予約の段階から
鍼灸治療を希望されていたこと、
幸い、仰向け・うつ伏せは問題なかったため
スムーズに鍼灸治療を行いました。

 

当院の鍼灸治療は、自律神経と内臓機能をととのえ、
血液循環を良くすることに重きを置いています。

 

寒冷刺激や湿気は血流を悪くしてしまい、
結果、体内に冷えを生じてしまいます。
内臓のはたらきも停滞します。

 

さらには胃腸の裏側にあたる腰が冷えてしまい、
巡りの悪い冷えた血液により筋肉の拘縮や、
痛みを生みだしてしまいます。

 

腰が痛いからと、腰ばかりに鍼を行うと
結果に対して結果を追うだけで副作用が出ます。

 

意外とこの施術、世間には溢れていますので要注意です。
腰の鍼をうけた後、力が抜けて立てないケースがあります。
固さを作ってまで体は頑張ろうとしている状態に対して、
無理やり固さを取り除く行為が、体の力を奪うことになり具合が悪くなります。

 

腰には、何かしらの原因の結果、痛みが出ることがほとんどです。
最近は心で感じた負担が腰痛で現れるという認識も広まってきました。

 

自律神経が高ぶった結果、頭にばかり血流が集中して、
血管の乏しい腰回りが冷えた結果、筋肉が固まり痛みにつながります。
東洋医学では、仙骨周辺には肝の経絡が通っていますので、
イライラし過ぎると、お尻の上あたりがズキズキ、ピリピリと感じるのもそのためです。
さらには右側の坐骨神経痛の痛みにも繋がります。

 

今回のクライアントさま、コルセットをガチガチに締めて来られました。

 

急性期に不安を解消するお守りがわりとしては良いですが、
コルセットをしたままだと血管を極度に圧迫するため
栄養や酸素が入った血流を遮断し、治癒が遅れることを覚えて頂けたら幸いです。

 

施術が終わるとスムーズに起き上がり動作もできていました。

 

腰が曲がらなくて、と冒頭で伺っていましたが、
立位体前屈をいま無理に行うのは危ないため、
立ったまま太ももを挙げて貰うとスムーズに挙がりました。
※立位体前屈と立ったままの太もも挙げは、使う筋肉はほぼ同じです。

 

最近は夜風も寒くなりました。
窓を開けて寝るときも少し注意が必要です。

 

お腹に巻いていいのはコルセットではなく、腹巻きです。
お風呂でも湯舟に浸かって温めるだけで、大抵の痛みはとれますし、
ぎっくり腰を起こさないための予防にもなりますよ(^-^)

その痛み、本当に事故が原因ですか?

2017.08.16 | Category: したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,当院の考える健康観,急性症状・けが,生きるのがラクになる施術,神経痛,肩こり・首こり,背中の張り

大阪市中央区のホームドクター。

堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

長引く症状の解決をサポートすると共に

本当の原因に気づくお手伝いをしています。

 

↓↓

 

整体の臨床例です。

 

大阪府高槻市よりお越しの40代の主婦の女性。
クライアントさまのご紹介でお越しいただきました。

 

昨年に交通事故に遭い、乗車中に後ろから追突されました。
事故の当初は足が内出血して腫れ上がったそうです。

 

足の状態は良くなったそうですが、
いまは背中、首回りから左手にかけて
痛みやシビれが出るそうです。

 

右に比べると左の手の甲だけ血管がボコボコ浮いており、
小さな脂肪腫、もしくは関節ネズミのようなものもありました。

 

クライアントさま曰く、事故の後にこうなった、と言うこと。
循環器の病気や血管そのものの障害はないそうです。

 

後遺症治療のために訪れた病院では医師よりひどい扱いを受けたそうです。
何しに来られたんですか?とも言われたそうです。
事故対応でやりとりした弁護士からも、ぞんざいな扱いを受けたそうです。

 

あの人たちは職務をちゃんとしないし、人としてどうかと思う!
と施術の間も怒りをあらわにしていました。

 

ツラい体験をしたこと、胸中察しますが、
どうもお話を聞いていると、
思い込みが強い印象を受けました。

 

病院に通わないと治らない、
でもまたあんな対応をされるかもしれない、
本当は行きたくないけど、行かなければいけない、

 

本当はご自身でも気づいています。

 

「行きたくない」と。

 

逆に言えば

 

行く必要がない、ことに体は気づいています^_^

 

病院があなたを治すわけではありません。
処置のみです。そもそもの目的が違うのです。
少なくともストレスや不安を増やしに行く場所ではありません。

 

丁寧ではない、ぞんざいな対応は良くないですし、
受けた方も心に傷を負うほど辛かったと思いますが、
その出来事を通じてまで、思い込みを外す必要性、
そして素直に感じた自分の気持ちを大切にする、ことを伝えたかったのかもしれません。

 

整体もこちらの直観ですが、足回りが気になったので、
丁寧にやさしく触れたり、さすったりしました。

 

すると、首から左腕がビリビリしてきたそう。
途中から左手の指も勝手に動きはじめました。
自発動は何かを解放しているアクションです。
施術は変わらず足にしか行っていません。

 

施術の途中から涙を流されていました。

 

自分の気持ちを我慢する必要がないことに気づいたそうで、
その瞬間から涙が止まらなくなったそうです。

 

「自分の気持ちに正直でいいんですよね?」
と泣きながら何度も確認をいただきました。

 

もちろん!と背中を押させて頂きました(^^)

 

自分の気持ちはしっかり感じてあげることが大切です。
降って湧いたことはあなただけの素直な気持ちです。

 

感じたうえで、口に出すのか、こらえて黙るのかは、
自己判断に任せるしかないですが、感じることは自由です。

 

「こんな風に思ってはいけない!」は
心と体が誤作動を起こして深みにハマります。

 

施術が終わると、シビレや左手の血管のボコボコした感じも消えていました。

 

事故の後遺症ではなく、ご自身のなかの
わだかまりが原因だったのかもしれません。

 

クライアントさまも
「ずっと事故が原因だと思っていました!」
とビックリされていました(^^)
私もびっくりしました(笑)

 

施術は足回り、後頭部、頚椎だけで
最後の最後まで手は触っていません。

 

原因は人の数だけあります。
目に見えて判断できることだけでは
なかなか原因がわかりません。

 

体はいつでも答えをもっています(^^)
体から答えを受け取り、原因に寄り添う。

 

施術者もクライアントさまも丁寧に
素直に体に向き合うことか、
ラクになるために必要だと感じています(^^)

 

 

肩こり、腰痛に湿布は必要か?

2017.07.18 | Category: したらパーソナルケア 理念・施術の方針,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,当院の考える健康観,急性症状・けが,肩こり・首こり,腰痛・坐骨神経痛・ぎっくり腰,薬との付き合い方

大阪市中央区のホームドクター。

堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

薬との上手な付き合い方もアドバイスしています。

 

↓↓

 

湿度の高さ、エアコンの冷えなどから
体内の巡りが悪くなり、体が冷えてしまった結果、
寝違え、ぎっくり腰など、急性症状が増えています。

 

急性症状、わかりやすく言えば「怪我」です。

 

回復に必要なのは「絶対安静」です。
備わった自然治癒力が傷を治します。

 

ロキソニンや痛み止めの注射では治りません。
痛みをごまかすだけで傷の修復は出来ません。

 

クライアントさまがご自身で行っている
応急処置として【湿布】があります。

 

湿布は痛みに効くと思っていませんか?

 

湿布もあくまで治癒の補助です。
さらには、使い方を間違えると
逆効果なのできちんと説明します。

 

湿布は正式には「消炎鎮痛剤」といいます。

 

炎症や腫れを冷やすことで緩和する貼り薬です。

 

そうなんです。あくまで【冷やす薬】なんです。

 

一時的な腫れにはいいでしょう。
ですが、これもきちんと確かめてから貼る必要があります。

 

では、どうやって確かめるのか?

 

簡単です。

 

「湯船」にしっかり使ってください♨️
入浴で確かめるのが一番です。

 

シャワーではダメです??
体の芯まで温もりません。

 

その後に貼る必要があるのかどうかを判断ねがいます。

 

湿布を貼ってもよい場合、それは、、

 

お風呂でしっかり温まっても
痛みが全く変わらない場合

 

のみです。それ以外は貼ってはいけません。
要は患部に熱感、または腫れがある状態です。

 

その時も本来なら湿布ではなく氷がベストです。
湿布の薬効成分で肌が負けてしまいかぶれるケースがあります。

 

先ほどの話に戻りますが、なぜ入浴で確かめる必要があるのか?

 

それは、冷えや血行障害による
肩こり、腰痛が圧倒的に多いんです。
冷えるだけで痛みが出るんですね。

 

温めれば血行が良くなりラクになる症状なのに
湿布で冷やしてしまうと余計にしんどくなります。

 

では、温湿布なら?とお考えの方もいると思います。

 

実は温湿布も【冷やす薬】なんです。

 

温湿布、正確には【温感】湿布です。

 

カプサイシンの成分により、温かく感じるのですが、
あくまで湿布なので結局は”冷やす薬”なんですね。
メチャクチャややこしいですね(^^;

 

結構知らない方も多いと思いますので、
使用する時は注意が必要です!

 

じゃあ、温めるにはどうするの?となる訳ですが、

 

答えは

 

【カイロ】

 

となります。

 

ですが、カイロにもリスクがあります。

 

・長時間の使用による低温やけど
・カイロがあったかいため、体に本来備わった
自ら発熱する機能がサボってしまう(代謝の低下)

 

これらのリスクが起こり得ます。

 

ですので、本当はカイロも使わない方が良いです。

 

カイロを使って良い方は

 

・外で仕事をする方
・倉庫などで仕事をする方

 

つまり、風や冷房など、常に寒冷刺激にさらされていて、
自分の代謝だけでは発熱が追いつかないケースに限ります。

 

どうしてもカイロを使いたい場合は、
オススメの貼る箇所があります。

 

・おへその下
・仙骨あたり
(背骨がつながる最初の骨盤。お尻の割れ目の上)

 

このあたりは冷えやすかったり、
体の負担が集中する場所のため
リラックス効果も期待できます。

 

ただし、おへその下あたりは皮膚も弱いため
真下だけでなく時おり左右に張り替えながらが良いでしょう。
これで低温やけどのリスクも減りますので(^-^)

 

カイロに関しては真夏にする話題ではないですが、
湿布の使い方と合わせて覚えておくと良いかと思います。

 

年配の方に特にみられますが、痛いからと
何に対しても湿布を貼ることにより冷えてしまい、
慢性痛につながることは結構多くあります。

 

薬は【付き合い方】が何より大切です。

 

そのためには自分自身で症状を感じながら
本当に薬が必要か?をワンクッション置いた目線でみながら
カラダの声をしっかり聞いてから使うのが良いと思います。

 

判断がよくわからない時は気軽にご相談ください(^-^)

 

慢性症状を中心に診ていますが、もちろん怪我にも対応しています。
万が一の際は、早期回復にむけたサポートが可能です。

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アクセス情報

所在地

〒540-0010
大阪市中央区材木町3-14 ハイツ材木町102号室

開院日

火・水・金・土 (※祝日が重なる場合も開院)

駐車場

近隣のコインパーキングをご利用ください

アクセスのご案内

交通手段は地下鉄が便利です。

・堺筋本町駅3号出入口、松屋町駅1号出入口 より徒歩約8分
・谷町四丁目8号出入口、谷町六丁目5号出入口、長堀橋駅・北東エスカレーター より徒歩約15分

【タクシー料金の目安】
心斎橋駅、四ツ橋駅、西大橋駅、日本橋駅、森ノ宮駅、天満橋駅、南森町駅、大阪天満宮駅、北浜駅、玉造駅、上本町駅、谷町九丁目駅、阿波座駅、本町駅、淀屋橋駅からはワンメーター(+α)程度の料金です。

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