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経絡を意識した治療 | 【頭痛・腰痛・自律神経失調症】専門治療 I 大阪の鍼灸整体院したらパーソナルケアの記事一覧

3年間体を休めても治らない【腸脛靭帯炎】(ランナー膝)の意外な原因とは?鍼灸臨床 (大阪市北区 20代女性)

2018.02.12 | Category: したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,みぞおちの痛み,内臓治療,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,息が吸いにくい,経絡を意識した治療,腸脛靭帯炎・ランナー膝,膝の痛み,自律神経系の治療

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の
鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

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鍼灸治療の臨床例です。

大阪市北区からお越しの20代の女性。

主訴は【腸脛靭帯炎】
かなり以前に発症し、未だに痛みが強く出るそうです。

そもそも、腸脛靭帯炎とはどういった症状なのでしょうか?

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腸脛靱帯炎は、別名「ランナー膝」「ランナーズニー」と呼ばれ、ランニングによる膝障害の代表です。膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆〈がいか〉と接触(こすれる)して炎症(滑膜炎)を起こし、疼痛が発生します。特にマラソンなどの長距離ランナーに好発します(ほかにバスケットボール、水泳、自転車、エアロビクス、バレエ等)。
主因

主因はオーバーユースです。過剰なランニング時間と距離、柔軟性不足(ウォームアップ不足)、休養不足、硬い路面や下り坂、硬いシューズ、下肢アライメント(内反膝)など、さまざまな要因が加味されています。
症状

大腿骨外顆周辺に限って圧痛が存在します(図)。腸脛靱帯は明らかに緊張が増し、時に靱帯の走行に沿って疼痛が放散します。
初期はランニング後に痛みが発生しますが、休むと消失します。しかし、ランニングを続けていると次第に疼痛は増強して、簡単に消失しなくなってきます。
(引用元)
http://www.zamst.jp/tetsujin/runners-knee/
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簡単に言えば足の使いすぎにより、
太ももの外側から膝の外側にかけて
こすれによる痛みが出てしまう症状です。

痛みをやらわげるためには、世間一般的には十分に休息をとる、極度の使用を控えることを前提に、サポーターや電気治療、湿布やアイシング、マッサージなど様々な治療が行われます。

ただ、それで本当に痛みが治まるのでしょうか??

クライアントさま、そもそもスポーツをしていません。。
ですが整形外科で腸脛靭帯炎と診断されて休息をとるように薦められました。
診断を受けてからは3年間、ハードに脚を使うことは徹底して避けてきました。
でも痛みは治りません。。

マッサージなども受けましたが、揉み返しが起こり、
余計にしんどくなることもあったそうです。

では、本当の痛みは何なのか?

当院では、患部の痛みはあくまで反応として見るだけで、直接患部に施術を行うことはほぼありません。

腸脛靭帯炎が現れやすい足の側面ですが、
経絡的には【足の少陽胆経】が存在します。

ここは不安やストレス、考えごとなどで
体が過緊張状態になっていると筋肉が硬くなってしまい、ズキズキ、ピリピリと痛みや痺れが現れる場所になります。

クライアントさま、よく息がしにくくなる、
息が吸いにくい感覚が起こる、とお話しいただきました。

自律神経のアクセル役である交感神経が優位になると、
体のスイッチがONになり、呼吸筋である肋間筋や横隔膜が収縮して
胸やお腹の広がりが少なくなり呼吸がしづらくなります。

お腹の触診でもみぞおちが硬く、無意識のうちに体が緊張状態にあることは明らかでした。胸から頭にかけての症状が出やすいように感じました。

よって、自律神経のバランスを整える、
上に集まりすぎたエネルギーを下降させるよう施術を行いました。

鍼をしてすぐにみぞおちの痛みは無くなりました。
施術が終わると足の側面の痛みは、
何も気にされていない様子でした(^-^)

目に見える原因だけが根本原因となる訳ではありません。
むしろ目に見えない、頭で考えてもわからないことの裏に真実が隠れていることがほとんどです。

不調の原因はお一人お一人まったく違うものなんです。世間一般的な方法ではなかなか根本まで対応できないのです。

体はいつでも治し方を教えてくれています。

素直に体から答えを受け取りながら、
その人だけの解決策を見つけるために
とことん寄り添った施術をしています(^-^)

【春に現れやすい症状】は?予防法と解決法について

2018.02.10 | Category: お役立ち情報,したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,デトックス・代謝アップ,のどの痛み,ヒステリー球・咽喉頭異常感症,ほてり,みぞおちの痛み,めまい・耳鳴り・突発性難聴・メニエール病,五十肩・四十肩,便秘・下痢,内臓治療,冷え症,動悸,季節の変わり目,寝違え,当院の考える健康観,急性症状・けが,息が吸いにくい,熱がこもる,眠れない・眠りが浅い,神経痛,突発性難聴,経絡を意識した治療,肩こり・首こり,肩の痛み,背中の張り,腰痛・坐骨神経痛・ぎっくり腰,自律神経系の治療,花粉症・アレルギー性鼻炎・ちくのう症,逆流性食道炎,関節可動域の制限,頭痛,首の痛み

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

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厳しい寒さも残りますが、
立春を過ぎて季節は春になりました。

春のキーワードは【成長】

芽吹き時と呼ばれるほど、
伸びよう、成長しようと
上へ上へとエネルギーが集まります。

花が咲き、子供はどんどん成長します。
入学、進学など次なる成長の季節です。

ただ、大人は成長が止まっているため
このエネルギーを上手く使うことが出来ません。

体の上へと集まるエネルギーが頭打ちになることで
さまざまな不調が体に現れてきます。

以下に不調の例を挙げておきます。

(春に出やすい不調の種類)
———————————
・頭痛
・頭がボーっとする
・のぼせ感
・首の痛み
・寝違え
・肩こり
・五十肩、四十肩
・背中の詰まり
・背中ニキビ
・動悸
・めまい
・息の吸いにくさ
・肋間神経痛
・耳鳴り
・目の痛み、違和感
・花粉症
・鼻づまり
・口内炎、口腔炎
・喉の詰まり、違和感(ヒステリー球、梅核気)
・不眠
・便秘
・逆流性食道炎
・腰痛
・足のふらつき
・熱性痙攣
・ショック状態
・手足の冷え
・何もないところでつまづく など
———————————

一見バラバラに見える症状ですが、
根本の原因は共通しています。

体の上にばかり全身のエネルギーが集まると
手足や腰回りの血流が奪われてしまい、
結果として冷えや痛みが生まれます。

単体で症状が現れることもあれば、
関連していくつも現れることもあります。

暴飲暴食、不摂生、ストレスのため過ぎなども
体の上ばかりにエネルギーを集めてしまい、
↑に記した症状に繋がってしまいます。

体の上に集まるエネルギーによる不調は、
お酒を飲むと顔が赤くなるのと同じです?
頭にばかりエネルギーが集まるため、
足もとがフラフラになります。

根本の原因は、上へと集まりすぎたエネルギーであるため、
解決するための方法は、エネルギーを下降させる工夫、
または発散することが必要となります。
体から出す、もしくはエネルギーを使うことが大切です。

食べ物では【苦味】(お茶?や野菜?など)を積極的に摂ると
体内の膠質浸透圧が上がり、エネルギーを下降させる働きがあります。
コーヒーがお好きな方なら、無糖で飲むのが効果的です。

【酸味】も大変有効です。

すっぱい!!(>_<)と感じる味の
運動方向は【内向き】のベクトルです。

例えるなら【噴水】⛲をイメージしてください。

内向き(上向き)の運動エネルギーにより、
上まで上がりきった動きは、やがて下降軸をとります。

勢いづいたのちに、下降させる働きを持っているため、
体の上に集中したエネルギーを動かすことに有効です。

酸味を上手に取り入れることはエネルギーを
うまく下降させ、体内の調子を整えるためにも一躍買ってくれます。

イライラや考えごとが続いている時にも
頭がスッキリするのでオススメです(^-^)

エネルギーを上手く消費するには、
体内にこもらせない事も大切です。

そのため【排便・排尿】の働きも大切になります。
苦味や酸味の働きは、デトックスも促進してくれます。

逆に、にんにくや唐辛子は、エネルギーを
上へ上へと押し上げるだけの食べ物ですので、
↑に挙げた不調で体がしんどい方は余計にひどくなりますので、避けた方が良いでしょう。

食べ物も、摂る種類と用途ひとつで
毒にも薬にもなることを覚えておいてください。
食べ方や、食べる量も大切です。

エネルギーの消費方法では【発汗】も大切です。
可能であれば体を動かして汗をかいてください。

なにもせずダラダラと汗をかくことに比べて
解毒量はその4〜5倍になると言われています。

オススメは【早歩きのウォーキング】です。
体内にたくさん酸素を取り入れながら
エネルギーを上手に使いましょう。

汗をかく場所は【背中】からが一番最適です。
エネルギー調整に適しており、風邪をひいても
背中から汗をかけばすぐに治ります。

ご自身で工夫できることもありますが、
解決が難しいときは無理をせず、
早めに施術を受けてみてください。

体も好きで不調をだしている訳ではありません。
無理に早く気づいて欲しいだけなんです。

四季ごとに正しい生活の仕方があり、
その範疇を超えた生活をしていると
不調が現れやすくなります。

さらに無理が続くと、次の季節に使うパワーまで前借りしてしまいます。
その季節の過ごし方に整える、リセットすることが大切です。

西洋医学の範疇で、画像診断や血液検査を行っても
先に挙げた不調の原因は目に見えず【原因不明】となります。

ですが、自然の法則を取り入れた東洋医学では、
目に見えない大気の変化も大いに体に影響すると考えます。

人間もあくまで動物の一種。知恵があり理性があるぶん、
産まれながらに備わった本能的な部分が鈍くなっているだけです。

体内環境を年中一定に保つことができる反面、
環境に合わせた生き方を無視は出来ないのです。

適切な過ごし方や、気をつける時期のアドバイスも出来ますので、
当院のLINEからのお問い合わせも大歓迎です^_^
お困りごと、些細な相談、お気軽に連絡ください。

かんたん予約もできるLINEの登録はこちら

https://line.me/R/ti/p/%40lfh4167m

鍼灸整体臨床【左のお尻の上の違和感の原因は?】(京都府長岡京市 40代女性)

2018.02.07 | Category: したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,みぞおちの痛み,内臓治療,季節の変わり目,眠れない・眠りが浅い,経絡を意識した治療,首の痛み

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鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

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京都府長岡京市からお越しの40代の女性。

主訴は【首の痛み】【不眠】

お仕事も大変お忙しい方なのですが、
語学留学に向けての勉強もされています。

お腹の触診では、みぞおちに固く張った感じがあり、
押されると痛みがある、と教えていただきました。

仕事、勉強、不安、寒気、季節の変わり目、休息不足など、
さまざまな原因が重なり、体を極度の緊張状態にしている印象を受けました。

心身のスイッチがONに入ったままで、
頭に血がのぼる状態になっている事は
みぞおちに現れたサインから読み取れました。

そのため、胸から頭にかけて集まりすぎた
エネルギーを降ろすような施術を行いました。

月に2度ほどメンテナンスにお越しいただいてますが、
今回は疲労をかなり溜めこんでいた様子でした。

施術が終わると大方楽になっていましたが、
左のお尻の上あたりに違和感が残っていました。

臀部(お尻)の上側、坐骨神経が始まる辺りには、
血管や神経の走行上、内臓の負担が現れやすい場所です。

特に左側は【胃腸】の負担が顕著に現れます。

暴飲暴食しかり、不安や考えごとなど、
目に見えない負担も影響します。

クライアントさま、暴飲暴食はしないタイプ。
ただ留学の試験が終わっては次が始まるなど、
メンタル的にも限界だったと思います。

膝周りの筋肉に操体法による整体を行いました。

揉みほぐす事は一切行わず、
しばらくそっと触れていると、
骨盤周囲のうごめきを感じました。

その後、確認してもらうと
左臀部の違和感は感じなくなったそう。

人間、無理がかかれば思いも寄らない不調が現れます。
ですが、それですら何かに気づいて欲しいからアラート役として現れます。

その人だけの原因に寄り添い、結果を追うだけでなく、
根本的な部分から解決する施術を行っています。

今回の臀部の症状は、痛みやしびれこそ無かったですが、
【坐骨神経痛】の発症原因とリンクしています。
個別の症例ページも合わせてお読みいただければ幸いです(^-^)

https://shitarapc.com/zakotsu

鍼灸臨床【五十肩の隠れた原因とは?】(大阪市東住吉区 40代女性)

2018.02.05 | Category: したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,五十肩・四十肩,内臓治療,季節の変わり目,経絡を意識した治療,肩の痛み,自律神経系の治療,関節可動域の制限

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

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鍼灸治療の臨床例です。

大阪市東住吉区からお越しの40代の女性。

ここ2.3日、右肩に違和感があり、
腕を前方向に垂直に挙げていくと
肩の前側に痛みが出るそうです。

肩を前方向、垂直方向に挙げる(肩関節屈曲)の筋肉は、
主には肩パットのような【三角筋】(前部繊維)の仕事になります。

おそらく世間一般的には、筋肉への直接的なアプローチになると思うのですが、
当院では、患部の反応はあくまで反応として見るだけで、基本的にそっとしておきます。

理由は、結果に対して結果を追う施術を行っても
原因にまで到達しないため根本解決にならないと考えているからです。

結果を追うだけなら誰でもできますし、
グリグリ反応を追いすぎると、揉み返したり、
組織に炎症が起こるなど、副作用が現れるリスクが高くなります。

では、根本となる【原因】はいったい何なのか?

実は肩の前方挙上ができない時から予想は出来ましたが、
ご自身が気づかない部分で【胃腸の負担】があるように感じました。

東洋医学では、直接的な暴飲暴食、不摂生によりは物理的な負担、
または、不安、考えごと、緊張、ストレスなど心理的な負担は、
ともに胃腸に影響すると考えており、食欲や便の影響だけでなく、
首の痛みや肩関節の運動制限など、まったく関係のない場所にまで影響します。

クライアントさま、暴飲暴食はしなさそうですが、
大変繊細で、不安癖が強いタイプだと感じました。

さらには来院されたタイミングは、
季節の変わり目である土用の真っ最中です。

冬土用なかでも一番影響の強い【丑の日】でもありましたので、
それら様々な原因が重なり、肩関節の周辺に影響を及ぼしたのだと思います。

実は目に見えること、頭で考えてわかることだけが、
不調の原因になるとは限りません。

むしろそうでない部分の方が気づきにくく、
なかなか原因として認識がしにくいため、
手の打ちようがあまりわからず、
慢性的な症状の根本的な原因となることが多いのです。

お腹の触診では、胃腸の負担がダイレクトに出やすい
【中脘】(ちゅうかん。みぞおちとお臍の中間)
あたりに、硬さと圧痛がありました。

ベッドに仰向けに寝てもらい、右肩を上げてもらうと
肩関節の前方に痛みと可動域の制限を確認できました。

そこで胃のツボである【足三里】(当院では左足のみ)に
鍼治療をおこない同じように右腕を前から挙げてもらいました。

すると、、、

スッと肩が挙がり、耳の横を腕が通過しました。
肩を挙げるときの痛みも無くなりました。

鍼を一本打った瞬間に肩の反応が瞬時に変わったため、
クライアントさまもビックリされていました(^-^)

その後、全身の調整の施術を行いました。
肩の不調は最初の一手で取り除けた様子で
そこから先の施術でも最初の変化のままでした。

このような反応はきちんと鍼治療を行えば
決して珍しい変化ではアリマセン(^-^)

体から答えを受け取り、いかにその人だけの原因に気付けるか。
四季の変化も頭に入れながら根本的な改善をサポートしています。

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所在地

〒540-0010
大阪市中央区材木町3-14 ハイツ材木町102号室

開院日

火・水・金・土 (※祝日が重なる場合も開院)

駐車場

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アクセスのご案内

交通手段は地下鉄が便利です。

・堺筋本町駅3号出入口、松屋町駅1号出入口 より徒歩約8分
・谷町四丁目8号出入口、谷町六丁目5号出入口、長堀橋駅・北東エスカレーター より徒歩約15分

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