自分の意思とは無関係に筋肉がつよく収縮する状態。感染症や薬物の影響でも起こる。
様々な要因が原因となり、大脳ニューロンの過剰な反応が起こす反復性の発作のこと。症候性と特発性に分けられる。
生まれつきのもの、外傷によるもの、明らかな病気の二次的な反応によるものは、きちんと病院で精密検査を受けることをオススメします。そこで何も原因がわからない、的確な返答が得られない、改善している実感がない場合はご相談ください。
けいれん、てんかんともに、西洋医学の見解にもありますが「熱」がひとつのキーワードになっています。
東洋医学では、体温計でわかる実際の熱(体温)だけを「熱」とは見なしません。
【ストレスや緊張により、頭に血がのぼる状態】も熱
【ジャンクフード・高カロリー・刺激のつよい食べ物が胃腸にもたらす負担】も熱
【リラックス、休息不足によるスイッチが入りっぱなしの状態】も熱
と捉えます。
「はらわたが煮えくり返る」「頭でヤカンが沸く」という言葉がありますが、どれも「熱」を連想させます。それらは体温計では計測できません。
むしろ目にみえてわかる原因より、データにあらわれない、自覚しにくい部分に本当の原因が見え隠れします。
てんかんになると、脳にまで熱エネルギーが影響しつづけた結果、ショック状態となり、転倒などの怪我、最悪の場合は舌を噛み切ってしまい、死にいたる恐れもあります。
当院にできる根本的な治療法としては【胃腸に熱エネルギーをこもらせない】施術になります。
てんかんの方によく見られる症状として【便秘】があります。なかには便が石のように固まったという方もいます。
ストレスや食事の不摂生で体内に熱がこもると水分がどんどん蒸発して無くなります。さらには交感神経が優位となると、胃腸の蠕動運動(グルグル音がなる胃腸の動き)が止まってしまい、お通じの出方に影響が出ます。
そのため、胃腸にこもる熱の負担を取り除きつづけることが、自律神経の乱れや精神状態の安定化につながります。熱エネルギーが脳に影響することを和らげることで、てんかん発作の根本的な改善ができるようになります。
からだの症状が落ち着いてきたら、生活習慣の見直し、意識や考え方を見つめ直す一歩を踏み出していただけたら、今後の発作にむけての予防にもなります。
てんかん、けいれんはシンドい症状ですが、あくまで【結果】としての症状です。結果に本体はありません。
どうか解決をあきらめないでください。治療を続けていれば、一緒にあらわれやすい、首の痛み、肩こり、背中の詰まり、腰痛、不眠、めまい、耳鳴り、息苦しさ、便秘なども一緒にラクになっていきます。
心に溜め込んでいることを吐き出すことも大切です。院長は心理カウンセラーでもあります。当院では何を言っても大丈夫ですので、まずはあなたの心をスッキリすることを心がけましょう。悩まず、溜め込まず、安心してご相談ください。
【余談ですが、最後に当院からのお願いです】
もし、てんかん発作で倒れた人をみかけたら、あなたの拳をその方の口のなかに入れてください。すごい力で噛み付かれるかもしれませんが、その方は放っておくと舌を噛みちぎる危険があります。万が一のケースに出会ったら、救急隊が到着するまでご対応いただけますと助かります。