-脳をリセットする整体【多次元操体法】 | 【頭痛・腰痛・自律神経失調症】専門治療 I 大阪の鍼灸整体院したらパーソナルケア
「あん摩・マッサージ・指圧師」(国家資格)の免許を取得していますが、当院では揉みほぐしによる施術は行っておりません。
強い力で揉みほぐすことは、患部をさらに痛めることになってしまいます。患部は傷口と同じです。傷口をぐりぐり触ってその傷は治りますか?そっとしておいた方が治りそうな気がしませんか?肩こりに対して肩を揉めば、施術をしてもらった感はあるかもしれませんが、治療の効果も非常に浅く、時として揉みかえしなどの副作用につながってしまいます。
根本からの治療には患部を追いかける必要はありません。なぜなら【不調の原因はそこに存在しない】からです。余計な刺激は、筋肉の緊張を強め、かえって体の能力を鈍らせてしまい、治癒から遠ざかってしまう可能性があります。ですが、世間一般的にはそのような施術ばかりがおこなわれています。
当院では、仙台の医師・橋本敬三先生が考案した整体である「操体法」をベースに、私の師匠である、仙台・やすらぎの杜整体院・院長、上川名おさむ先生が独自に発展させた「多次元操体法」を、臨床の現場に取り入れています。
多次元操体法の特徴として以下のことが挙げられます。
体はいつでも治りたがっています。治るためのヒントはいつでも体に現れています。ですが「多くの現代人はそこに気づけていない」ことがほとんどです。
実は、痛みや病気も体が楽になるために必要なメッセージなのです。「今の生き方ではツライんです」「いい加減シンドいことに気づいてもらえませんか?」と、現状に変化をもとめるべく体の主に訴えかけています。そのため、不調があらわれることにも意味があります。そこから多くの気づき・学びを得ることで、この先の健康、そして自分らしく生きていくために必要なヒントになるのです。
心と体をリセットすることで、あなたの本当の気持ちに気づいていく、無意識からの希望やメッセージを読み解き、叶えていく手段が多次元操体法だと思っています。
多次元操体法に、荒っぽい施術はありません。雑に、忙しく触ると受け手のからだは瞬時に緊張してしまいます。そうなると治療そのものが成立しなくなります。逆に相手を思いやり、尊重するように丁寧に触れると、細胞レベルで安心したクライアントさまの体から、わずかな【うごめき】を感じることができます。うごめきは気づかないほど微細なものもあれば、ダイナミックにバタバタと動くものもあります。
そのうごめきの中にこそ、閉じ込められていた無意識の希望が含まれています。「わたしは本当はこうしたい!」と溜め込んでいた感情の現れなんです。頭で考える希望ではなく、潜在意識レベルでカラダの希望をかなえることが出来れば、みるみるうちに不調がラクになっていきます。
当院では「心の奥に潜んでいる”本当の希望”が叶えば不調はあらわれない」と当院では考えています。頭で考えられる希望はわずか1割に過ぎません。人は意識(顕在意識)が1割、無意識(潜在意識)が9割といわれています。そうであれば、9割の莫大な情報量のなかから、自分自身でもわからない体の希望を叶えることができれば、圧倒的にラクになる確率が上がります。
そのヒントを引き出す鍵となるのが多次元操体法なのです。心と体がリセットされた状態になると、自然治癒力の促進はもちろん、これまでブロックされていた本当の気持ちに気づきやすくなります。不調を根本から解決するきっかけを得ることができるのです。
多次元操体法は以下のような方にオススメです。
多次元操体法の最大の特徴のひとつに「受け方が上手くなると施術の効果が上がる」というものがあります。
思考を捨て、感じたままの感覚に身を任せます。施術者もクライアントさまに寄り添い、体が希望するうごめきに対して、素直に一緒についていく施術をおこないます。
先にも書きましたが、多次元操体法は「はからい」の整体です。余計なことはしないのがルールです。自我を捨て、治そう!という先生肌の意識を捨て、その場に生まれる情報に身を任せます。いわばセッション形式の整体といえます。
花が咲くことを例にたとえます。花は日光、水分、適度な栄養など、環境がそろっていれば、勝手に咲きます。頑張って咲くぞ!とは花も思っていません。この花が咲くのに必要な環境こそ、はからいであり多次元操体法のお役目でもあります。
このことを人間に置き換えます。必要な施術を受けて、心と体の環境が整えば、勝手に体は治る、となります。ぐいぐい押したり、患部を悪とみなす対処療法では、無理やりつぼみを押し広げて花を咲かそうとしているのと同じです。きわめて不自然であり、そのような花は美しくありません。体も不自然な状態になります。
花も人間も「ありのまま」の姿で十分に美しいのです。花はよく見られたいと思って咲きません。そのありのままに咲く光景に感動します。人も本来、存在するだけで素晴らしいのです。他人との比較は余計に自分を苦しめます。あなたの人生を生きればいいのです。そのことに気づける整体だと思います。
特に、この整体だけがアプローチできる部分があります。
それは「脳」の施術です。決して頭をごりごり触るのではなく、そっと頭を包むような、触れるような整体をおこなうことで、頚椎、頭蓋骨、脳内にめぐっている脳脊髄液の調整が可能になります。それにより脳の機能が安定し、パニック障害、てんかんなどの脳の機能亢進、高ぶりがある状態でも楽になります。
脳は体内の最高司令室ですので、トップが落ち着くことで体全体が落ち着きを取り戻し、体本来の状態に戻りやすくなります。心と体も深くリセットできるため、病院では異常がみられない、原因が特定できなかった不調にも効果的です。
実は、鍼灸治療でいくら頑張ってもアプローチできないのが脳なのです。頭の整体を受けると「表情が明るくなった」「肌ツヤが良くなった」「顔がリフトアップした」「目が開くようになった」など、美容を目的に施術をしていませんが嬉しい追加効果の報告も聞いています(※効果には個人差があります)
多次元操体法の最大の特長に「自発動」(じはつどう)があります。
字のごとく、意思とは関係なく自動的に体が動いてしまうというものです。初めて体験される方からは「面白い」「なんか変」「気持ち悪い」など、様々な感想をいただきます。これまでになかなか体験したことはない反応だと思いますのでお気持ちはわかります。
では、なぜ自発動が起こるのか?
当院では、心と体を締め付けていたブロックが、多次元操体法の施術をきっかけに解放されたとき、押し込めていた感情や、体の希望が表面化した動きとして現れている、と考えています。
出るからいい、出ないからダメではありません。無意識におこるものでビックリされた方は止めようとしますが、身を任せたほうが良い結果になります。
人間、ほとんどの動作を無意識に行っています。いまこの画面をご覧いただいているのも、見よう!といちいち考えて見ていないと思います。それだけ無意識(潜在意識)は様々な行動に関与しています。情報量も9割を占めているため、その部分の調整ができると解決に向けていい状態づくりができるといえます。
多次元操体法は脳へのアプローチができる整体と先に書きましたが、多次元操体法の考えでは「皮膚そのものが脳である」と考えます。脳が体の外を覆っているに過ぎない、という考えです。
仮に脳を触ることがあったとしても強くギュっ!とは触りませんよね?その考え方で、皮膚も大切に、大切に触れていきます。そうすると体は安心し、こうしたい、あーしたい、と解放されたメッセージとして自発動を頻繁に出してきます。
現れた自発動には、できる限り素直に感じることがオススメです。動作が大きい、なかなか収まらない状態は、それだけ心と体に負担をかけていた現われともいえるでしょう。大切な気持ちに気づきながら、ありのままの現象に身を任せることが大切です。
多次元操体法は「赤ちゃん還りの整体」とも言われています。赤ちゃんはバタバタと手足を動かし、よく伸びをします。たくさん寝返りをうつことで自動的に体を調整しているのです。その感覚を呼び覚ますような整体としています。
先ほどの自発動もそうですが、多次元操体法の施術を受けると様々なリアクションをいただくことがあります。おもしろーい!と笑う方、一瞬で眠りにつかれる方、悲しくもないのに急に涙がでる方、と本当に人それぞれに反応があります。どう感じるかもあなたの自由です。
ただ、表面化したリアクションは必要だから起こっています。いちいち意味を求めてもわからないこともありますが、「これでいいんだ」と起こったことすべてを受け入れてあげてください。
泣いちゃダメだ!とか、おとなしくしなくちゃ!などは不要です。本当のあなたに戻れば痛みや病気は出る必要がなくなります。本当のあなたを許す場所が当院であり、本当のあなたを感じる手法が多次元操体法になります。
伝わりにくい部分もありますが、当院の思う本質をありのままに書かせていただきました。自然の法則のままに整える、きわめてやさしい整体です。何をしても解決しないお困りごとは、もしかしたらこの整体で解決できるかもしれません。素直な気持ちで体験いただければ幸いです。