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お役立ち情報 | 【頭痛・腰痛・自律神経失調症】専門治療 I 大阪の鍼灸整体院したらパーソナルケア - Part 5の記事一覧

安心したいときこそ多次元操体法、セルフ操体のすすめ

2018.06.19 | Category: お役立ち情報,したらパーソナルケア 理念・施術の方針,多次元操体法,当院の考える健康観,生きるのがラクになる施術

昨日の地震、本当に凄かったですね。正直すごく怖かったです。。

出勤前で自宅におりまして、ドン!という音とともに突き上げられる感覚があり、その後、強い揺れを感じました。周囲では窓ガラスが割れる音が同時に聞こえ、鳥たちが激しくざわついていました。

近畿地方の地震は、将来的におこるとされている南海トラフ地震の話題が挙げられますが、昨日の地震は阪神淡路大震災そのものでした。

23年前、当時わたしは高校生でした。忘れもしない午前5時46分。生まれて初めて身体が浮いて目が覚めました。最初は夢かな?と思ったほどでした。ただ、2度目のドン!という縦の衝撃で、夢じゃない!と瞬時に判断して、倒れそうなものを高いところから下ろして、親や兄弟と待機していました。

強烈に体験したことはいくつになっても身体が覚えているもんです。地震がおこると同時に、とおい昔の感覚が体に蘇りました。

仕事も落ち着いて出来ませんでしたが、唯一ありがたかったことは、予約用のLINE@を使って、当院に来られているクライアントさまと安否の確認が取れたことでした。

地震で部屋が散乱してしまった方、電車が止まって待機していた方もいらっしゃいましたが、幸いどなたも怪我なく無事だと連絡をいただきました。

そして、ご自身やご家族のことで大変な状況にもかかわらず、多くのクライアントさまから、私、治療院、はたまた自宅、家族の安否を心配するお心遣いをいただきました。大変感激しました!当院のクライアントさまは以前より素晴らしい方ばかりと思っていましたが、改めて実感しました。やさしいご配慮とご縁に感謝いたします?

せめてもの私からのお返しとして、心を安らかにするセルフケアをお伝えさせていただきます。小さな地震もつづき不安なときも多いと思います。自分らしさを取り戻し、平穏を保つためにお役に立てば幸いです。

当院で取り入れている整体法である、多次元操体法を、セルフケアに置き換えたセルフ操体をお伝えします。

この多次元操体法はなにより「つりあい」を大切にしています。当院で頻繁におこなう「つま先上げ操法」を例に挙げます。

術者の手でクライアントさまのつま先に触れる程度の圧をかけます。対してクライアントさまは、つま先を1mmずつ上げてくるようなイメージで、やさしく動いてもらいます。

すると、反発しあう互いの力のなかに「つりあい」が生まれます。

クライアントさまの体に、わずかながら圧力が通りはじめます。その圧力を体の隅々まで行き渡らせるように動く、イメージすることで、一般的な手技ではアプローチできないような部分まで、ラクになるサポートができるのです。

この原理を使って「セルフ操体」をやってみましょう!

やさしい力でつりあうほど、体が緊張せずリラックスできるためよく効きます。力任せでは良いつりあいは生まれませんし、効果は非常に浅くなります。頭で考えることより、体で感じることを優先してください。体中の細胞が安心するようなイメージでセルフ操体を行ってください。

つりあう対象は「壁押し」がいちばん簡単だと思います。壁を押すと同じ力が体に跳ね返りますから、つりあい易くなります。好みの加減で行ってください。ただし力任せは厳禁です。圧が体の隅々までくまなく回るように意識しなかまら、ありのままに体を動かして伝えていくのも効果的です。

その際の注意点は、壁についた手は離さないこと。圧力がすっぽ抜けると効き目が無くなり、どこか寂しい感覚になります。壁の付き方は、手のひら全体でつくのが簡単です。感じることを優先してください。

ほかには、重力や立っている地面とつりあう方法も良いです。繊細な感覚を要するため難しさはありますが、ハマると抜け出せない心地よさがあります。上から降り注ぐ重力、地面から伝わる圧力を感じながら、つりあいを意識して体中に心地よい刺激を伝えていってください。個人的には仰向けで寝ながら、体全体で重力を感じながら行うセルフ操体が大好きです。踵などで支点をつくってあげると圧が伝わりやすくなります。

感覚を養うと様々なことに気づいていきます。病気の予防にもなりますし、日々の体のケアも出来るようになります。

ちょっと難しい説明になったかもしれませんが、至ってシンプルな健康法です。わからない事はいつでもLINE@で聞いてくださいね。

https://line.me/R/ti/p/%40lfh4167m

ご縁をいただいた皆さまが、平穏な生活を送れますよう、心よりお祈り申し上げます。

原因をさがすことを諦めたら答えは見つかる

2018.06.18 | Category: お役立ち情報,したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,パニック障害,みぞおちの痛み,五十肩・四十肩,内臓治療,冷え性,寝ても疲れがとれない,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,当院の考える健康観,息が吸いにくい,熱がこもる,生きるのがラクになる施術,眠れない・眠りが浅い,眼精疲労,自律神経系の治療,薬との付き合い方,薬断ち,足がつる,逆流性食道炎,過労・慢性疲労,飛蚊症,首の痛み

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の隠れ家治療院。鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

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鍼灸治療と整体の臨床例です。

大阪市都島区からお越しの60代の女性。ご紹介で来院いただきました。

何年も肩こりがつらく、左肩の五十肩、睡眠が上手くとれない、疲れが抜けずに仕事中に寝てしまう、とお話しいただきました。日々のストレスも感じているとのことでした。

今まで病院にさんざん通ったもの、まったく原因がみつからず、不安は増すばかり。つねに原因をあら探すようになってしまったそうです。あげくにPET検査まで受けたそうですが、それでも不調の原因はわかりませんでした。

ドクターからは、とりあえず薬を飲んどいてください、と大量の薬を出されていたそうです。飲み始めるうちに違和感を感じ、途中で止めてしまうんです、とお話しいただきました。

何も検査で異常がないのに、原因がわからないからとりあえず薬を飲む。はっきり申し上げて一番最悪なパターンです。薬を途中で止めてしまうのは、正常な体の判断です。薬を飲む必要がないから、無意識に飲むことを拒否しているのだと思います。それでもドクターからは「途中で飲むのを止めたら治りませんよ」と言われたそうです。「この薬がダメならこの薬にしよう」「薬がダメなら漢方にしよう」と、根拠もない提案に疲れ切ってしまったそうです。

医者も原因がわかっていないのに、薬を読んだら変わるかな?と想像で薬を出しているに過ぎません。現在の状況を続けていたら、治るどころかヒドくなると判断しました。

「病院の検査で異常がなければ、物理的には何も悪くありません。まずは安心してください。」と、当院なりの真実をお伝えさせていただきました。

検査はあくまで安心するために受けるものです。「何も無くて良かったね」「早く見つかって良かったね」と、どのみち良かったねしかありません。少なくとも不安を積もらせたり、恐怖心をあおられるものではないのです。

なぜ?どうして?と原因をあら探す気持ちもわかります。不安な気持ちがそのようなアクションをさせてしまいます。ですが、何もなければいったん安心してください。何も無いのに薬を飲む必要もありません。あなたの体は何がベストかをわかっています。

では、検査で異常が見られない不調の、本当の原因は何なのか?

当院では、本当の答えはすべて「自分の中にある」と考えます。

自分の感情にフタをしていたり、不安にとらわれていたり、生きるテーマから外れ続けていると、体は悲鳴をあげて痛みや不調を出してきます。本来の自分に軌道修正するためにわざと不快なお知らせを出しているのです。

ご自身の気持ちやあり方の中に、不調を解決する一番のヒントが存在するのです。

お話を聞けば、ご主人をがんで亡くし、自分もがんになったらどうしよう?と思った矢先、小さな乳がんが見つかったそうです。

がんが見つかったのは最近だそうですが(※前述のPET検査以降)、その他の不調は以前より感じていたそうです。

まじめで優しくて、言いたいことも言いにくいタイプのクライアントさま。さらにご家庭の状況が変わり、毎日エンジン全開で働くあまり、心身の負担も増えていたのだと思います。

車も乗らないときはエンジンを切ります。常にドライブモードでは故障してしまいます。ただ、溜め込み過ぎた負担により、本来知っているはずのエンジンの切り方がわからなくなってしまった。そのような状態であると感じました。

「まずは素直な気持ちを感じてみてください。ピンと感じることを大切にしてください。今より楽になるから大丈夫です」とお伝えすると、クライアントさまの目から涙が出ていました。

決して悲しいわけではなく、安心した、自分に何かしら許可を出せた結果、溜め込んでいたものが涙となり溢れ出たのだと思います。病院にいっても不安しかなかったから、大丈夫!と聞いた途端に安心してしまって、とお話いただきました。

問診の段階でしたが、大切なことに気づいていただけたようでした。いいスイッチが入ったところで施術に入りました^_^

みぞおちの辺りに骨のように、強く張った硬さがありました。みぞおちに現れる緊張や痛みは、精神的な負担に由来します。いわば「頭に血がのぼる」状態になっているため、胸から頭にかけて集まる血流を、もともと流れていた手足の抹消、腰回りに送り返すように施術を行いました。

鍼を打ったまましばらく置いていると「鼻の詰まりがなくなった!」と、クライアントさまから嬉しい感想をいただきました。

鼻の穴は二つありますが、実は、片側ずつ自律神経のアクセル/ブレーキ役である、交感神経/副交感神経の支配を受けています。左の鼻の穴は交感神経の影響を受けるため、スイッチをOFFにする施術により鼻の通りが良くなったのだと思います。

同時に息が吸いやすくなり、左肩の五十肩も改善していました。実は施術に入る前に肩の上がり方をチェックしていたのですが、前方/水平に肩をあげてもらうと、最終的に首から肩にかけての位置でロックしていました。

経絡の反応として、前方に肩をあげていく動きは胃腸の負担とリンクしていますので、お腹の硬さが無くなることで肩の動きが良くなったのだと思います。「今まで何回も整体に行ったのに、よくわからない説明で、一度じゃ治らないからまた来てください、の繰り返しでした、、(苦)」とお話いただきました。

施術が終わると「飛蚊症」(ひぶんしょう)が治っている!とまたまた嬉しい感想をいただきました。

飛蚊症とは、目の前に虫や毛があるように感じる症状で、眼科ではレーザー治療が行われています。ですが、東洋医学では怒り、不安、緊張は目に影響すると考えられています。入り過ぎたスイッチが本来の状態に戻ることで、飛蚊症がラクになったのだと思います。

飛蚊症に関しては問診のときにはまったく触れていないため、それに特化した治療はしていません。言うなれば、飛蚊症も「何かしらの結果である」ということです。根本的な原因に気づいて、一番芯の部分にアプローチできれば自然にラクになります。当院は事後報告が多い治療院です(笑)

もちろん肩こりもラクになっていました。肩への直接的な治療はもちろんしていません。翌日の状態が楽しみです、とお話もいただきました。

足のつりも日々感じていたそうで、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)ばかり飲んでいたそうですが、肝臓を整える施術を行ったため、足への急な水分の移動もバランスがとれラクになると思います(^^)

鍼灸治療の最大の強みは、体の症状をまとめて診れることです。病院ではいくつもの科を受診する必要がありますが、ひとまとめに、かつ根本となる部分からの改善をサポートできます。

ただ、明らかな体の異常を感じ続けているのに、自然な形に近い治療や、明らかに怪しい民間療法、ほか自力で何とかしようとがむしゃらになるのもオススメはしません。鍼灸は非常に素晴らしいものですが、絶対に一番というつもりもありません。

何をしていいかわからない状態なら、まず現在の状況をきちんと把握するために、エビデンスの高いものから受けるのも良いと思います。検査で何もなければまずはひと安心しましょう。そこから次のステップを試せば良いのです。

最終的にはどんな症状であれ、あなた自身の中に答えがあります。そこに気づきやすくするお手伝いとして、鍼灸、整体、カウンセリングがあります。あなたらしく、生きるのがラクになるようサポートできれば幸いです。ご縁に感謝いたします?

ユニティ・ヒーリング(東京セミナー 齊藤つうりさん)

2018.06.09 | Category: お役立ち情報,したらパーソナルケア 理念・施術の方針,多次元操体法,対外活動,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,当院の考える健康観,生きるのがラクになる施術

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

心と体が楽になるお手伝いをしています。

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6月2日(土)、3日(日)の二日間、東京にセミナーを受けにいきました。自分の中ではありがたすぎる素敵なコラボセミナーでした。

初日のクロストークの様子

「こうしてゾーンに入ります」

多次元操体法 x 直観医療 x アカシック・リーディング の深い学びを体験しました

二日目 ワーク

田園調布長田整形外科 院長 長田夏哉先生

「ビジュアライゼーション・ヒーリング」

ビジュアライゼーション・ヒーリング(東京セミナー 長田夏哉先生)

二日目 ワーク

やすらぎの杜整体院 院長 上川名おさむ先生

「多次元操体法」

多次元操体法(東京セミナー 上川名おさむ先生)

今回は、二日目のワークの最期の講義。僧侶の齊藤つうりさんによる「ユニティ・ヒーリング」です。

最初に申し上げますと、昔はこのヒーリングという響きがすごく苦手でした(^^;

怪しい、、だまされてるんじゃないか、、と思っていました。

ただ、それは自分がヒーリングへの認識がちゃんと出来ていなかったためだった、ということに気づけました。

あくまで自分の考えにすぎませんが、癒してあげますよ!はヒーリングではないと思います。手から気でも出るんでしょうか?たまにそんなかんじの方がいますが、そういう方は未だに怪しいと感じますw

気は感じるもので、出そうとするものではない。ヒーリングはあくまで「自然におこる現象」だと思います。

相手を思いやる気持ち、自分の体をいたわる気持ち、素直なこころ、受け入れて認めて癒す、その結果、場が調和することで、癒しの効果につながるのだと思います。

私はヒーリングの勉強はしていませんが、普段から臨床でおこなっている「多次元操体法」が、まさにヒーリングの要素を取り入れた整体なんです。

術者の手には主張や自我はありません。人の肌は脳の生まれ変わりですから、その皮膚を可能なかぎりやさしく包み込みます。謙虚な気持ちで触れる配慮や丁寧さは、術者の手の緊張を解きほぐし、受けてくださる方が素直であるほど癒しの効果につながります。その結果、鍼や揉みほぐしでも到底とどかないような部分の緊張がとれたり、何をしても引かなかった痛みが無くなったりします。これでいい、なんか十分、いい感じ、本当の状態はこうだったんだ、などの感想をいただくことも多いです。

多次元操体法の理論は、相手がいなくても活用できるため、セルフ操体をよくしています。長田夏哉先生のワークもまさしくセルフ・ヒーリングでした。

ただ、相手がいる方がかんたんに癒しの効果を得やすいと思います。そのため、術者と受け手の感覚が互いに優れていると、短い時間で、おどろくような効果が出ることもあります。

主張、自我、依存をとりはらい、邪魔をしないように「はからい」を丁寧におこなう。多次元操体法のセオリーであり、ヒーリングが起こるためにも大切なことだと感じました。

前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

ユニティとは、単一性、一つである状態を指します。ユニティ・ヒーリングには「私もあなたも同じ存在である」という概念があります。

「私は何ひとつ欠けていない存在です」

「あなたも何ひとつ欠けていない存在です」

この考えを大切にしながらワークは進行しました。

最初に、人の体を取り囲むエーテル体に触れるワークを行いました。

目に見える、数値化できることだけがエネルギーではありません。

季節の変わり目、携帯電話の電波に代表される電磁波、そしてストレスをはじめメンタル的な負担。これらはまったく目には見えません。でも強大なエネルギーです。人はそのエネルギーに癒され、生活の糧とし、ときに被害を受けます。

人によりエーテル体のかたちは全くことなります。多次元操体法の施術でも、いきなり肌に触れるのではなく、体を取りかこむエーテル体から触れると、術者の手も柔らかくなり、相手の体も安心して、より操法が決まりやすくなります。

エーテル体を感じことが出来たら、いよいよユニティ・ヒーリング本番です。

4人でグループをつくり、中心に受け手が入り、周囲の3人がヒーリングを行いました。

「私は何ひとつ欠けていない存在です」

「目の前にいる人も何ひとつ欠けていない存在です」

そのような想いで、ただ相手のエーテル体を感じました。そして主張を取り除いた手で、自然な流れにまかせて、エネルギーの調整を行いました。

すると、ご縁をいただいたグループの皆さんが最高すぎたのが、あついあつい!と誰もが言いはじめました(^o^)

すごいエネルギー・ワークの場でした。同時に、なんとも言えないありがた~い気持ちが込み上げてきました。

本格的なヒーリング体験は人生で2回目でしたが、本質的な部分に気づけて、共有できたことが嬉しかったです!ご縁をいただくこと全てに意味があるなぁ、と改めて感じました。

最後はみんなで記念撮影?✨

また皆さんとお会いできる日を楽しみにしています(^o^)

長田夏哉先生、齊藤つうりさん、上川名おさむ先生、そして企画をいただいた長田優香先生、お手伝いいただいたスタッフの皆さま、最幸の時間をありがとうございました?

多次元操体法(東京セミナー 上川名おさむ先生)

2018.06.07 | Category: お役立ち情報,したらパーソナルケア 理念・施術の方針,多次元操体法,対外活動,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,当院の考える健康観,生きるのがラクになる施術

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

痛みの認識が変わる、生きるのがラクになる、そんなお手伝いをしています。

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6月2日(土)、3日(日)の二日間を利用して東京にセミナーを受けに行ってきました。

内容は、多次元操体法 x 直観医療 x アカシック・リーディングによるコラボセミナー。私の大好きなお三方のセッションとも言える内容で、ワクワクしながら参加してきました。

ブログも数回に分けて書きました。よろしければご覧ください。

初日 クロストーク「こうしてモードに入ります」

多次元操体法 x 直観医療 x アカシック・リーディング の深い学びを体験しました(初日)

二日目 長田夏哉先生「ビジュアライゼーション・ヒーリング」

ビジュアライゼーション・ヒーリング(東京セミナー 長田夏哉先生)

今回は、二日目に受けた講義の2限目、整体のお師匠さま、仙台やすらぎの杜整体院・院長、上川名おさむ先生による「多次元操体法」のワークについて書きます

最近では事前に話すことを決めてこないそうです。必要な場に必要なことが降りてくる、と。

普通のセミナーならレジュメやパワーポイントなど、事前のしっかりした準備が大切になると思います。ですが、上川名先生は、この場に集まっている人も、意味があって引き寄せあって集まっている。頭で考えこまず、ひらめいた、思い浮かんだことを丁寧にお伝えされています。

私はこのことを実際につよく体験したのは、昨年の夏に開催された、多次元操体法・大阪セミナーでした。

関西圏を中心に各地から先生方が集まりました。そして中には臨床に携わってはいない一般の方も参加されていました。

初の関西セミナーとあり、参加される先生方の期待、そして興味をもって参加いただいた一般の方、すべての方にまんべんなく伝えるには、ターゲットを絞りきれない、、

そんな状況のなか、上川名先生は降ってきたことに身を任せて、操体法のあり方をレクチャーされていました。

モデルは一般の方。多次元操体法はおろか、普段から施術に関わっていません。

頭で考えず、その場に丁寧に気づき、からだの希望に応える。

すると、施術をおこなう前の状態にくらべて驚くような変化が現れました。一気に場の空気も調和しました。そこからは終始、和気あいあいとセミナーは進行しました。そして最幸の場になりました。

必要なことは必要なときに現れる。たぶん日常の暮らしにおいても偶然にみえる必然として、多くの方も体験されていると思います。

そう、現代人はほとんど気づけていない。

今回のセミナー中に上川名先生がおっしゃっていたことです。

当たり前と思うから見えなくなる。だから、アラート役として痛みや不調が教えてくれる。

そのため、感じる、気づくをテーマに今回の講義はスタートしました。

肩を水平に挙げる検査法を応用し、自分の肩をあげ、引っかかる部分を感じる。その後ペアになり、肩の挙がり方のチェック、触れてほしい場所を聞いて、そっと触れるワークを行いました。

触れた後、肩の挙がり方をチェックすると、多くの方に変化が現れていたようでした(^o^)

多次元操体法を学んでいる先生も参加されていましたが、大半が一般の方。それでも変化が出ていました。

大切なことは、主張しない手で触れること、素直に感じること、相手を思いやる気持ちだと思います。

その逆をすると相手にどんどん伝わります。治してやろう!という、いわゆる先生肌の方には不向きです。さらに受ける相手が繊細であるほど瞬時に伝わります。手が触れただけで体が固まります、、

わかりやすく言えば治療法なのかもしれませんが、関わり方、あり方の部分がより大切になります。技術系のセミナーは行かなくなりましたが、ふらっと仙台に行きたくなるのは、自分のあり方を再確認したいから、なのかもしれません(^^)

その後も参加された方の悩みに応えながら、和気あいあいとセミナーは進行しました。改めて人って素晴らしいな、と思いました。

一般的には、腰痛なら腰、肩こりなら肩をもむ、という施術が行われています。ですが、患部に現れているのはすべて「結果」です。どれだけ解剖学に詳しかろうが、筋肉へのアプローチが上手であろうが、結果を追うだけの施術はたかが効果がしれています。

花は自分で頑張って咲くわけではありません。水や日光、必要な環境など、条件がそろえば自然のルールに沿って咲くのです。花は周囲の気を引きたくて目立とうとしません。ただ、そのありのままの姿が美しく、心をなごませてくれます。つぼみを無理やりこじ開けても咲きませんし、その姿には感動はありません。

人の体に当てはめるといかがですか?

本来のその人の状態に戻してあげれば十分なんです。パソコンでもスマホでも、初期化すればそれなりに不具合はなくなると思います。多次元操体法も、その人の本来の状態に初期化、リセットをする手段です。患部は反応として診るだけで基本そっとしておきます。それだけで十分なんです。治るものは自然に治ります。

改めて多次元操体法の奥ゆかしさを感じるとともに、その整体に出会えたご縁、そして周囲の方のありがたさを実感しました。

上川名先生、ありがとうございました!!

寒さが体に与える二次的な影響。クーラーの本当にこわい副作用とは?

2018.05.22 | Category: お役立ち情報,クーラー病,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,デトックス・代謝アップ,ほてり,冷え性,当院の考える健康観,熱中症・日射病,自律神経系の治療,風邪,首の痛み

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

本格的に夏を感じる気温になってきました。そろそろクーラーが入りだす頃だと思います。

年々の温暖化により夏が過ごしにくくなっており、クーラーは夏をすごす上では欠かせない物となっています。

反面、クーラーが苦手という方も多いです。自然ではない人工的な寒さはやはり冷えすぎてしまいます。

オフィスや電車など、どうにも調整が効かない場所もあります。胸元や背中を冷やすと風邪を引きやすくなるため、ストールや薄手のカーディガンなど、一枚羽織れるものがあると良いと思います。

当院に来られるクライアントさまの中には「周りは暑い暑いという人ばかりなので、厚着をしている自分が恥ずかしい」という方もいらっしゃいます。人は人、自分は自分です。暑いことがまともな状態とも限りません。自分の素直な気持ちにきちんと寄り添って身を守りましょう。

さて、クーラーによる体に及ぼす直接的な影響に冷えがありますが、実はこの冷えが生む二次的な副作用の方がこわいのです。

人間は四季に合わせた生活スタイルがあります。夏は暑い季節。だからこそ汗がかきやすくなります。汗を沢山かけるから一年の大半のデトックスを夏におこないます。

ですが、クーラーの寒さにより汗がかきにくくなるとどうなるか?ぱっと見、快適に見えますが、体には気づかないうちに悪影響が蓄積されていきます。

汗には解毒のほかにもうひとつ大切な働きがあります。その働きは【放熱】です。体内の余熱を汗で逃すことで、オーバーヒートしないように体内環境を一定に調整しています。

クーラーの寒さで毛穴(汗腺)が閉じてしまうと、逃げ場のなくなった余熱が体内にこもり爆発してしまいます。これがクーラー熱中症の最たる原因になります。火にかけ続けたヤカンが爆発するイメージです。

ですので、普段汗をかきにくい環境にある方は、意識して汗を出す取り組みが大切です。エアコンのコントロールができる状況なら温度調節や、つけっぱなしにせず自然の風を取り入れる工夫も大切になります。

サウナはあまりオススメしません。心拍数を無理やり上げて強制発汗をさせるため、心臓に激しい負担がかかります。ウォーキングなどの有酸素運動で筋肉のポンプをしっかり使いながら、効率よく、体に負担をかけすぎない発汗がオススメです。

クーラーは薬とおなじく付き合い方が大切になります。前述のことを踏まえたうえで賢く夏を過ごしてくださいね。

汗がかきにくい体質の方も先ほどの不調が出やすくなります。鍼灸治療でも体質の改善ができますのでお気軽にご相談ください。

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アクセス情報

所在地

〒540-0010
大阪市中央区材木町3-14 ハイツ材木町102号室

開院日

火・水・金・土 (※祝日が重なる場合も開院)

駐車場

近隣のコインパーキングをご利用ください

アクセスのご案内

交通手段は地下鉄が便利です。

・堺筋本町駅3号出入口、松屋町駅1号出入口 より徒歩約8分
・谷町四丁目8号出入口、谷町六丁目5号出入口、長堀橋駅・北東エスカレーター より徒歩約15分

【タクシー料金の目安】
心斎橋駅、四ツ橋駅、西大橋駅、日本橋駅、森ノ宮駅、天満橋駅、南森町駅、大阪天満宮駅、北浜駅、玉造駅、上本町駅、谷町九丁目駅、阿波座駅、本町駅、淀屋橋駅からはワンメーター(+α)程度の料金です。

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