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生きるのがラクになる施術 | 【頭痛・腰痛・自律神経失調症】専門治療 I 大阪の鍼灸整体院したらパーソナルケア - Part 5の記事一覧

鍼灸臨床【五十肩の痛みが教える自分らしく生きるためのメッセージ】(大阪市西淀川区 60代女性)

2018.01.23 | Category: したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,五十肩・四十肩,外反母趾,当院の考える健康観,生きるのがラクになる施術

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

↓↓

鍼灸治療の臨床例です。

大阪市西淀川区からお越しの60代の女性。
仕事は絵画製作。

主訴は【五十肩】
発症原因に思い当たることがなく、
日に日に痛みが増して肩の可動域が落ちているそう。

それに伴い気持ちも滅入ってくると、
ご紹介で来院いただきました。

患部が気になるため、3日に一回はマッサージを受けるも、
瞬間的にはラクになるが、のちに揉み返しがでるとのこと。

ご自身でマッサージ器具を患部に押し当てるも
マッサージ同様、一瞬ラク→もみ返しを繰り返す、そんな毎日が不安で、とお話しいただきました。

クライアントさま、会社の代表でもあり、
ご自身でもアーティストとしての活動がありと、
立場的にも担いが多く、ガス抜きがまったく出来ていない印象を受けました。

そのことは、足の内側にできていた
【外反母趾】からも察することができました。

——————————————–

外反母趾とは?

指のつけ根にある深横中足靭帯が伸びたり、緩んでしまった上に靴など履物によって締め付けられることで結果、親指が小指側に曲り変形した状態。足に合わない靴を履いている場合になりやすく、女性に多く見られる。特にかかとの高い靴を長時間履いている場合になりやすいと言われている。幅の広すぎる靴を履くことにより足が前に滑り、捨て寸の部分につま先が入り込んで圧迫され、発症するケースもある。症状の進行によって痛みを覚え、歩行や起立のたびに痛みを感じるようになる場合がある。子供や男性にも発生する。同じ要因によって外反母趾とは逆に足の小指が親指の方向に曲がってしまう症状は内反小趾(ないはんしょうし)と呼ばれる。

※点線内、写真、文章ともにwikipediaより抜粋

——————————————–

↑は整形学的にみた解釈なのだと思いますが、
よく聞くキーワードに【かかとの高い靴】があります。

本当にそうでしょうか?
クライアントさま、踵の高い靴は履かれません。

実際にヒール?を履いて外反母趾が起きるのであれば、
運動学的に見た歩行周期を考えると、
足が一番最初に地面に設置するのは
【足の外側、小指側】になります。

足の内側が設置するのはそのあとです。

ですが、外反母趾が起こる箇所は
決まって【内側、親指側】です。

内反小趾の説明も↑にありますが、
生活の中で耳にすることはありますか?
外反母趾の方が発症は圧倒的に多いのです。

親指側にはアライメントを考えても負担はかかりやすいですが、小指側にくらべて発症率に大きな差があるように感じます。

ここで臨床経験をふまえた
若干不思議な話に入ります(笑)
興味のない方はスルーしてくださいね^^;

外反母趾の患部の周囲には、
経絡的には、足の厥陰肝経、
足の太陰脾経が流れています。

不安や考えごと、ストレスや我慢の反応が
非常に影響しやす場所になります。

これらが特に影響することは

・素直に自分らしく生きられていない
・何かしら締め付けにあっている、あってきた
・自分が一歩引いてまで他人の要望に応えている

など、本当にしたいことや想いがありながら、
それをできていない時に反応が出やすくなります。

実際、臨床の現場でもクライアントさまに質問すると、
全員とは言いませんが、大半の方からは、

・自分を二の次にしていた
・自分に優しくできていなかった
・犠牲にしてきたことが多かった
・こんな事(文句や弱音など)言っちゃダメと思ってた

とおっしゃるケースが非常に多いのです。

実際に今回のクライアントさまの場合も同じでした。

自分の気持ちを無視してまで懸命に頑張っていた、
そんな時にこの肩の痛み。なぜ今?と、
気持ちがネガティブになっていった、と。

お話をする中で、湧き上がる想いや、
腑に落ちることがあったのだと思います。

とくに患部の施術はしていませんが、
施術がおわると表情もやわらかくなり、
痛みはどこかに行ったようでした。

「私、ずっと旅行に行きたかったんです」
と、にこやかにお話しいただきました(^-^)

後日、ご紹介者さまから連絡があり、
「一週間くらい旅行いってくる!」
とお出かけになったそうです(笑)

検査や目に見えてわかること以外に
実は大切な気づきがあったりするので、
なかなか伝わりにくいこともあります。

ですが、体はいつでもあなたの最大の味方であり、
治し方すらいつでも教えてくれています。

痛みや不調は決して敵ではなく、
生きやすくなるためのヒントなのです。

心地よい刺激だと気付いてもらえませんから(笑)
敢えて不快な刺激となって主人に伝えたいんです。

痛みや不調からのメッセージを読み解きながら、
その人らしく生きるヒントをお伝えできれば幸いです(^-^)

当院の【五十肩】のページにも原因をはじめ、根本的な部分を記載しています。

↓↓

https://shitarapc.com/katakori

整体臨床【脊髄梗塞】の整体 – 「スッと起き上がれる‼️」 (大阪府東大阪市 70代女性)

2018.01.12 | Category: したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,みぞおちの痛み,むくみ,下肢静脈瘤,便秘・下痢,冷え症,多次元操体法,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,当院の考える健康観,生きるのがラクになる施術,難治性疾患

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

↓↓

整体の臨床例です。

大阪府東大阪市にお住いの70代の女性。

脊髄梗塞になってから右足が不自由になり
往診による施術を受けて頂いています。

脳梗塞、心筋梗塞は耳にすることがありますが、
脊髄梗塞となるとあまり馴染みがないかもしれません。

脊髄梗塞とは一体どのような病気なのでしょうか?

—————————————-

脊髄梗塞(せきずいこうそく、Spinal cord infarction)とは脊髄の虚血性壊死である。全脳卒中の約1%を占める比較的まれな疾患である。

【原因】
脊髄梗塞の原因としては以下のような疾患が知られている。脳梗塞と同様にアテローム硬化による脊髄動脈の閉塞も原因となるが大動脈解離、大動脈の手術に関連するものの方が多い。
大動脈疾患
大動脈手術、TEVAR、大動脈解離、大動脈瘤、大動脈狭窄など。
低灌流
心筋梗塞や出血。
心原性塞栓症
僧帽弁疾患、心房内粘液腫、卵円孔開存、感染性心内膜炎、カテーテル検査の合併症など。
血管炎
SLE、ベーチェット病、大動脈炎症候群
感染症
細菌性髄膜炎、梅毒、ムコール症
血液疾患
血栓傾向、鎌状赤血球など
脊椎疾患
脊椎手術後、頚椎症など
外傷
その他
脊椎血管奇形(AVMなど)、コカイン中毒、減圧症など

【発症様式】
脊髄梗塞は一般に突然の発症とされている。しかし症状が完成するまでの経過は数時間からときに1 – 2日間かかって完成することもある。

【膀胱直腸障害】
ほとんどの例で必発である。

【治療】
抗血栓薬の投与や抗浮腫のためステロイドや高浸透圧利尿薬などの投与が行われる。

※点線内、wikipediaより抜粋

—————————————-

クライアントさまも突然発症してしまい、
右下肢の傷み、むくみ、便秘がひどく、
下肢の静脈瘤もあり、歩くことにも支障が出ています。

半年ほど前から往診で施術に当たっています。

脊髄梗塞にマトを絞った施術はありませんが、
膀胱直腸障害による極度の便秘、ガスの停滞、
ストレス、不安の緩和、血流やむくみの改善、
疼痛の改善など、心と体のケアを目的に
週に一度往診でお伺いしています。

発症当初は、歩けなくなったらどうしよう、、
と不安が募りパニック寸前の毎日だったそうです。

クライアントさま、ご家族で自営業をされており、
今でも事務作業で週のうち何度かは働きに出るそうです。

大変気をつかう方で、自分のことはいつも二の次。
働き屋さんで人望も厚いなか、事務員さんから休んでください、と心配されることもあるそう。

弱みは見せず、気丈に振る舞う、我慢強い方なのですが、
この状態は、ガンや内臓疾患など無理が重なった結果、重篤な病気にかかりやすくなります。
実際に過去に胆嚢ガンに罹患し手術もされています。

ですが、右足の症状を除けば
体は比較的元気な状態です^_^

毎回じっくりお話を聞いて、
クライアントさまと信頼関係を築き、
お互いなんでも話し合える関係になりました。

そこで誤解を恐れず本質的な部分をお話しました。

「病気や痛みは、体からのメッセージなんです」
「体をツラい状態にしてでも伝えたいことがあるんです」
「本当の自分の気持ちを見つめ直す時期かもしれませんよ」と。

すると、クライアントさまからも

「確かにそうかもしれへんね」
「いつも主人やお義母さんのことばかり気にしてた」
「病気になってから、初めて主人が私を気にかけてくれるようになったんよ(嬉)」

と、ありがたいお話をいただきました(^-^)

病気になるには実は意味があります。
そこから何に気づくか、どう向き合うか、
病気になった意味を素直に受け取れるかが
回復の過程やこれからの人生において大切になります。

クライアントさま、鍼治療と整体を一緒に受けられています。

施術の際には、靴下を脱いでいただくのですが、
かなり締め付けのキツいむくみ用の靴下を履いており、
着脱がかなりキツそうな感じです。

起き上がる様子も、ゆっくり、ぎこちなさを感じながら
いつも各施術の対位変換をしてくれますm(_ _)m

今回の施術はピンと感じたことが【整体】でしたので、
アキレス腱あたりに触れながら、わずかな体の動きを読み取り、
基本待つスタンスで、繊細な動きを感じ取りながら、
素直に、丁寧に動きについていくような施術を行いました。

施術中の様子も普段どおりでした。
ゆっくり起きてくださいね、と
普段どおりの声がけをしました。

すると、クライアントさま、
スッ!と起き上がりました(!!)

思わず

「〇〇さん、いまスッと起き上がりましたね?」

と私。

「いやっ!ほんまや!エーっ‼️‼️」

とご本人さんが一番驚かれていました(笑)

病気になってから、一度もこんな起き方は出来なかったそうです。

鍼灸という仕事柄、臨床の現場でずっと感じてはいましたが、

人間の体って、エビデンスやデータだけでは
証明できないことなんて本当に幾らでもあるんだな、、

と、東洋、西洋の医学を飛び越えた
人の体に備わる叡智に改めて驚かされました^^;

私自身もクライアントさまも驚く面白い現象でしたw?

そこで感じた大切なこと。

—————————————-

・治らないと思い込まない
・自分もエゴを捨て、純粋に相手を感じる
・素直に、丁寧に
・任せるところは任す
・自分らしく、気分良く

—————————————-

シンプルな事ですが、体験しないとなかなかわからない
治癒する過程において、そのひとつひとつの大切さを感じました。

脊髄が梗塞した箇所は変わりませんが、
体が良くなっていく上で大きな一歩だったと思います。

クライアントさまの中でも大切な変化、
そして実感が生まれたことだと思います✨

こちらも貴重な体験をさせていただき、
出会いとご縁に心から感謝しています(^-^)

鍼灸整体臨床【つい言ってしまいがちな、責任感がつよい人へのNGワード】(大阪市西区 60代女性)

2018.01.09 | Category: したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,生きるのがラクになる施術,自律神経系の治療

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

↓↓

鍼灸治療と整体の臨床例です。

大阪市西区からお越しの60代の女性。
仕事は保育士。

職場でも役割の多いポジションで、
日々気を張ってお仕事をされています。

当院の開業当初から約1〜2ヶ月に一度、
定期的なメンテナンスに来てくださっています。

ですが、この半年ほどかなり忙しかったそうで、
しばらくメンテナンスはお休みされていました。

そんな中、数ヶ月前から無理が続いてしまい、
虫垂炎を発症してしまい手術にまで至ったそう。

手術のあとさらに無理を続けてしまった様子で
胃の検査をするとピロリ菌がいたそうです。
現在はそのためのお薬を飲まれています。

非常に責任感が強い方で、
職場のスタッフはもちろん、
保護者からの評判も良いそう。

反面なんでも引き受けてしまうことで、
自ら役割を担いすぎてしまい、なかなか
自分の状態を省みることが出来ていません。

そこにきて虫垂炎にピロリ菌。
入院や休養を取らざるを得ない事態になってしまいました。

周囲の方からは

「〇〇さんはもっとゆっくりしなきゃ駄目だよー」
とばかり言われるようになったそうです。

実はここにひとつ注意点があります。

この【ゆっくり】という言葉。

確かにごもっともなご意見であり、
このクライアントさまにとって
ゆっくりと休息をとることは、
最優先で必要なことかもしれません。

ですが、このクライアントさまの場合は

「働くこと」
「必要とされること」
「期待に応えること」

がモットーであり「生きる意義」でもあります。

そのため

【ゆっくり、加減、手を抜く、サボる、ほどほど】

を何も考えずに良かれと思って伝えるのは

生きがいやその人の存在を否定しかねない

【NGワード?‍♀️】になってしまいます?

でも、ゆっくりしてもらう事は本来なら必要です。

では、どうすれば大切なことに気づいてもらえるのか?

このような場合では

【伝える内容、言葉のニュアンス】

が大切になります。

クライアントさまも、体に無理がかかっている事は十分わかってます。

ですが、自ら率先して動く、
任せられた事は責任を持ってやり遂げる、
人のフォローをすることは、やり甲斐であり、
【働く意義】に直結しています。

ですので、勢いやスタンスを止めない、変えないまま、
自分自身にも目を向けてもらう言葉が必要になります。

当院的には、ゆっくりや手を抜く意味合いは用いず、
【ゆとり】【リセットする時間】という表現を使いました。

相手のスタンスを否定せず、
気づいて貰うために
慎重に言葉を選びました。

頑張る中にもゆとりを作ることを意識してください、と。

クライアントさまも嬉しかったようで、

「ただ用事を詰め込んで忙しくこなしているだけ」

「言うなれば、私がやらなきゃと自分で役割を抱えすぎていた」

「スタッフに任せるのが不安だった」

とお話いただきました。

私も一人治療院をやっている理由のひとつに
あまり人に任せるのが得意ではない部分はあります。

ですが、それは単なる【思い込み】に過ぎず、
他のスタッフがいる場合でも、現場から一歩離れてみても案外問題なく回ります。
まぁ、いまはこのままのスタンスが自分には合ってますが(笑)

クライアントさまにとっては「信じてまかすこと」
他のスタッフにとっては「新たにチャレンジすること」
であり、お互いに宿題ですね〜(^-^)

と、和気あいあいと話しながら
鍼灸と整体の施術を行いました。

施術による、お体のメンテナンス、リセットはもちろんですが、
不調や痛みを紐解いていくと、大切な気づきが見えてきます。

そこから何を得るかは、この先の人生をより良く生きる上で、非常に大切な財産になります。

歪みや痛みを単に悪いものと見なさず、
大切な体験をするためのきっかけとして、
健康に、その人らしく、人生が充実するよう
施術やカウンセリングでお手伝いできれば幸いです(^-^)

鍼灸臨床【メニエール病の鍼灸治療】(大阪市中央区 30代女性)

2018.01.06 | Category: したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,みぞおちの痛み,めまい・耳鳴り・突発性難聴・メニエール病,動悸,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,当院の考える健康観,歯ぎしり・食いしばり,気分障害,生きるのがラクになる施術,腰痛・坐骨神経痛・ぎっくり腰

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院 したらパーソナルケアです。

↓↓

鍼灸治療の臨床例です。

大阪市中央区からお越しの30代の女性。
主訴はメニエール病。

昨年4月ごろより発症し、
回転性のめまいがキツいとご来院いただきました。

そもそも【メニエール病】は何なのか?

当院のホームページにも個別にページがありますので、
耳鳴り、突発性難聴とあわせてご覧いただければ幸いです。

(リンク)
https://shitarapc.com/meniere

クライアントさま、内科を受診してMRIを撮った際に、
耳の奥(内耳)にリンパ水腫が確認されたとのこと。

その後、耳鼻咽喉科に行くも、薬が苦くて強く、
飲むとしんどくなるため、時折点滴も併用して受診していたとのこと。

鍼治療もこれまでに受けてこられたそうですが、
鍼をしたときは楽になるも、効果が持続せず、
またしんどくなる、とお話しいただきました。

ほかの不調は、動悸、歯の食いしばり、腰痛など。
手足の冷えは気にならないとお話しいただきました。

お腹の触診にて、張りや硬さ、痛み方を確認すると、
みぞおち、おへその少し上あたりにキツく痛みがありました。

みぞおちとおへそに反応。二点は距離があり
その中間の反応が中抜けな感じを受けます。

通常であれば隣接する箇所に痛みが出るはずなのですが、
お腹の真ん中あたりにはとくに反応がありません。

この状態、どのような状態なのか?

言うなれば、

【体のなかで矛盾が起こっている状態】

を表しています。

では、具体的にはどういう状態なのか?

一番多いのが、

“みぞおちから頭にかけて、上にのぼる
エネルギー(≒血流)が集まりすぎている状態”

かつ

“全身のエネルギー(≒血流)を胸から頭に集めすぎたため、
手足や腰回りの血流が悪くなり冷えてしまっている状態”

を表します。”冷えのぼせ”のような状態です。

この状態はメニエール病に限らず、
ストレスや緊張、休息不足、集中時間の継続で起こります。

アクセル役の交感神経のスイッチが
入りっぱなしで、体をリセットできずに、
我慢や無理が続いている状態を表します。

体はいつでも無意識かつ正確に
いまの状態を投射しています。

その状態が一番正確にわかり、
クライアントさまにも認識いただけて、
ビフォー/アフターの変化が出やすいのが
【腹部の痛みや硬さ】となります。

当院の診断方法は術者にしかわからない
脈診は極力用いず、相手にもわかりやすく、
正確に体の状態を読み取ることができる
【腹診】を診断方法のメインとしています。

メニエール病は、ストレスの溜め込みや、
不安、緊張状態の持続により出やすくなります。

たた、クライアントさま曰く、
ストレスを感じている感覚は
特にはなかったそうです。

ですが、話をしながら施術を進めていると

「そう言えば、自分には優しくできてなかったかも、、」

とお話しいただきました。

この気づきが、実は慢性症状の回復に一番大切なんですね(^-^)

気づくことで初めて、意識の持ち方が変わり、
行動が変わると、不調や自分自身との向き合い方が変わります。

【気づく→行動を変える】のポジティブな連鎖を生み出すために、
施術で心身のリセット+治癒力を高めるとともに、
そこから生まれる【心と体の余裕・余白】が
根本からの不調の改善に向けて大切になります。

その為のおまじないとして
【自分褒め】をお伝えしました。

自分の頑張りを素直に認めて、
「よくやってる、頑張ってるね自分」
と声がけしてください、とお伝えしました。

承認欲求を満たすには、日頃当たり前にしている事を見つめ直し、
小さなことをから、そして自分自身で認めることが大切です。

おそらくストレスこそ感じていなかったクライアントさまですが、
日頃当たり前になってしまっているご自身の
素晴らしい行いを素直に認めることが出来てなかったのだと思います。

筋トレも積極的にされており素晴らしいのですが、
症状がきついときは、余計にスイッチを入れてしまい、
火に油をそそぐ状態になりますので、
休むときは休む、やるときは無理をしない等、
上手に工夫してみてください、とお伝えしました。

施術が終わると

「めちゃラクになったー!✨」

と感想をいただきました。

施術の効果も然りですが、ご自身のなかで気づきが生まれ、
モヤモヤしていた部分が解決できたのかな?と思いました^_^

整体臨床【ぎっくり腰の整体】(大阪市中央区 50代男性)

2018.01.06 | Category: お役立ち情報,したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,多次元操体法,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,当院の考える健康観,急性症状・けが,生きるのがラクになる施術,腰痛・坐骨神経痛・ぎっくり腰

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院したらパーソナルケアです。

↓↓

整体の臨床例です。

大阪市中央区からお越しの50代の男性。
座り仕事がメイン。

趣味はジョギングやゴルフとアクティブな方⛳️

主訴は【きっくり腰】

二日前に右側の腰を痛めてしまったそうで、
なんとか歩けるようにはなったと徒歩で来院いただきました。

テストで片方ずつ太ももを挙げてもらい
可動域と痛みの感じ方の確認を行いました。

太ももを挙げる(股関節を曲げる)筋肉は
腰と股関節をつなぐ【腸腰筋】(ちょうようきん)といいます。
立ったまま前屈するときにも影響します。

ここに損傷があると、太ももは挙がりにくく、
立位体前屈も前に曲がらなくなります。

テストの結果は

左足を挙げる→なにもなし
右足を挙げる→右の腰に痛みが出る

となりました。

右足でふんばって、
左足を挙げる分には支障はなかったため、

右足は挙げずに立ったままのポジションで、
左足を使ってわずかな圧力を体に巡らせるような整体を行いました。

1分ほど施術をしてからビフォーアフターを確認しました。

「あれ?腰が痛くない!?」

よく見ると施術後は、痛かったハズの
右足の方が高く上がっています(^-^)

人間の体は必ず患部、患側に
原因がある訳ではアリマセン。

そして痛む箇所を意識させることはせず、
可能な限り、動かしやすい、痛みの少ない、
【快】の部分を大切にした整体をしています。

その後、ベッドに腰掛けて動かしやすくなった右足の施術、
仰向けに寝てからの足回りを使った腰〜上半身の施術、
頭蓋骨の無痛調整、ゆっくり起きてもらってからの上半身の整体を行いました。

施術時間は、トータルで約20分?

すべて無痛整体で、段階を得ながら
動きやすさ、心地よさを確認しつつ、
不快感を出さないように施術を行いました。

やさしく皮膚に触れると人間のカラダは喜んで
どうすれば良くなるか?カラダはどうして欲しいのか?など
欲する動きや、ベストな答えを教えてくれます(^-^)

皮膚に触れることは【脳】に触れることと同じです。

赤ちゃんは目や耳、脳が発達していない分、
皮膚から伝わる情報ですべてを理解します。
一番触れ合う時間の長い、お母さんのことを
一番大好きになるのも無理はアリマセン(笑)

当院の整体は、本来備え持っていた
原始感覚を取り戻すレッスンです。
言うなれば【赤ちゃん還りの整体】です?

欲する動きや感覚を読み取りながら
丁寧に身体が欲する希望につながるよう
整体の施術を行いました。

ベッドに座っての施術をしていると
クライアントさま、左右の腕が
複雑な横や斜めの運動を交えながら、
泳ぐように前後にぐるぐると動き始めました。

施術が終わると

「血流を良くするようにぐるぐる動かしているのかと思いました‼️」

と感想をいただきました。

結果的に血流は良くなったかもしれませんが、
最初からその動きを目的とはしていません。

さらに、こちらが意図した施術により、
相手のカラダを動かした訳ではアリマセン(^-^)

こちらの意思で相手のカラダを動かすと、
すごく不快な感覚が伝わり、体から緊張が抜けません。

あくまで相手のカラダから感じる、欲する動き、
微細な衝動に【着いていく】のみです。

動きの舵取りは相手のカラダが決めます。
コチラからの追い越しは禁止です??笑

すべての施術が終わると
クライアントさまの表情が
ずっとニコニコされていました(o^^o)

「いやー、不思議」(連発)
「へー」
「面白い!」

終始ニコニコでこちらも嬉しくなりました(o^^o)

ここですごく大切なことが起きています✨

クライアントさまの主訴は【ぎっくり腰】

施術後はまったく気にしていません(^-^)

決してごまかしでもなんでもなく
快の状態の積み重ねにより、
腰の痛みを気にすることが無くなったんです。

またマイナスの意識に戻すのは良くないですが、

「痛みを確認することはやめて下さいね」
「痛みを確認すると無意識に痛みを探しますからもったいないですよ」

と、大切なことだけお伝えしました。

人間のカラダは、ちょっとだけ
【気持ち優先】で動きます。

嫌なことをする時は、いくら健康状態に問題がなくとも
身体の動きは悪くなり、機能や効率も低下します⤵︎

逆に、デートなど楽しいことが待っていると
明らかに体は疲れているのに平気で動けます?

痛みの改善のための施術かもしれませんが、
根底にあるのは、マイナスの意識をはずし、
この瞬間への意識、そして気分が良い状態を
積み重ねるレッスンになります。

ぎっくり腰のことは症状のページや、
ブログでも度々書いていますが、
無理が重なった結果、急な動作などが引き金となり、
組織を痛めて動けなくしてしまう症状です。

【腰痛・ぎっくり腰】のページ

仮に痛めてしまっても、素直な気持ちで施術を受け、
その間だけでも痛みを感じることは傍に置いといて、
瞬間瞬間の【快】の部分を味わってみてください(^-^)

体も心も気分が良くなれば、治癒力の働きも良くなり、
症状が回復していくスピードもアップします。

あなたらしく、素直に、気分良く。

施術がきっかけとなり健幸人生の
本質をナビゲートできれば嬉しく思います(^-^)

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アクセス情報

所在地

〒540-0010
大阪市中央区材木町3-14 ハイツ材木町102号室

開院日

火・水・金・土 (※祝日が重なる場合も開院)

駐車場

近隣のコインパーキングをご利用ください

アクセスのご案内

交通手段は地下鉄が便利です。

・堺筋本町駅3号出入口、松屋町駅1号出入口 より徒歩約8分
・谷町四丁目8号出入口、谷町六丁目5号出入口、長堀橋駅・北東エスカレーター より徒歩約15分

【タクシー料金の目安】
心斎橋駅、四ツ橋駅、西大橋駅、日本橋駅、森ノ宮駅、天満橋駅、南森町駅、大阪天満宮駅、北浜駅、玉造駅、上本町駅、谷町九丁目駅、阿波座駅、本町駅、淀屋橋駅からはワンメーター(+α)程度の料金です。

以下、Google Map上のリンクより、グーグル・サイトにいただいた感想もご覧いただけます。