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マインドセット | 【頭痛・腰痛・自律神経失調症】専門治療 I 大阪の鍼灸整体院したらパーソナルケア - Part 14の記事一覧

想像もしない五十肩・四十肩の原因とは?その①

2017.12.27 | Category: お役立ち情報,したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,五十肩・四十肩,内臓治療,瘀血・血流の低下・血液の病気

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

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忘年会をはじめ、外食や飲酒が増えるこの季節。

当院にこられるクライアントさまの症状で
特に増えているのが【五十肩】です。

五十肩、この言葉で世間的には十分通じますが、
正式な症状名は【肩関節周囲炎】といいます。

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五十肩(ごじゅうかた、英: frozen shoulder)は、肩の痛みと運動制限をきたす疾患。四十肩とも。正式には肩関節周囲炎(英: shoulder periarthritis)という疾患群のことで、肩関節の周囲に起こる炎症のこと。従来は腱板損傷や石灰沈着性腱板炎なども含めて五十肩と呼んでいたが、近年では原因のあきらかな疾患は五十肩に含めない。すなわち、肩に疼痛(痛み)と運動障害がある、患者の年齢が40歳以降である、明らかな原因がないという3条件を満たすものを五十肩と呼ぶ。

最初、肩関節付近に鈍痛がおこり、腕の可動範囲の制限が起こる。次第に痛みは鋭いものになり、急に腕を動かす場合などに激痛が走るようになる。痛みのために、腕を直角以上に上げられなくなったり、後ろへはほとんど動かせないなどの運動障害が起こる。生活にも支障をきたすようになり、重症化すると、洗髪、髪をとかす、歯磨き、炊事、洗濯物を干す、電車のつり革につかまる、洋服を着る、寝返りを打つ、排便後の尻の始末などが不自由となり、日常生活に大きな困難をもたらす場合がある。軽症で済むか重症化するかの仕組みもはっきりしていない。

痛みは片方の肩だけの場合と、一方の肩が発症してしばらく経つともう片方の肩にも発症してしまう場合とがあるが、片方の肩が発症してしまうともう一方も発症する確率が高いようで、これを防止することは難しい。また、痛みのピーク時には肩の痛みに加えて、腕全体にだるさや痺れがあることも。常に腕をさすっていないと我慢できない、と訴える患者もいる。

初期の症状が始まってからピークを迎えるまで数ヶ月を要し、ピークは数週間続き次第に和らいでくる。痛みのレベルにもよるが、鋭い痛みが感じられなくなるまでに半年前後、さらにボールなど物を投げられるようになるまでには1年前後かかる。腕の可動範囲を発症前の状態までに戻せるかどうかは、痛みが緩和した後のリハビリ次第だが、多くの場合発症前の状態には戻りにくい。

(点線内、wikipediaより抜粋)

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簡単に言うと、肩のまわりに炎症がおきて
肩関節の可動域制限や動作時に痛みを伴う。

という症状です。
原因が特定しにくい症状でもあります。

ただ↑の説明を読んでもざっくりとした説明ですよね。

治る期間に個人差はありますが、
半年や一年と断定は出来ません。

炎症も本当に起こっているのでしょうか?
五十肩で肩が腫れている人を臨床で見たことがありません。

何より一番顕著な五十肩の兆候が記されていません。

それは【夜間痛】を伴うということ。

就寝時に肩の周囲が鋭く痛み寝れないんですね、、
この夜間痛、お悩みの方も大変多いです。

夜間から朝にかけて人間の体は一番冷えます。
日中の活動時間帯に比べて体の動きがなくなるため、
体内のポンプ機能が低下して血流が悪くなるためです。
そのため肩の周囲に夜間痛が起こります。

人間の体は冷えると痛みを生じます。
寝起きの腰痛も同じ原因で起こります。

それなのに、肩関節周囲【炎】です?
冷え?炎症?この矛盾はなに?となりますよね。

それゆえ、当院では五十肩の原因は
組織の炎症とは考えていません。
体の不調により部分的に熱エネルギーがこもっていると考えます。

冷えたり、熱を運んでくるもの。
かつ関節周辺や筋肉に流れるもの。
体の中でそれは一つしかありません。

五十肩の本当の原因は

【血液】

の状態にあります。

そのあたりを今後シリーズ化してお伝えしていきます。
五十肩に対する本質を書いていきます(^-^)

鍼灸臨床 – 正座をすると左足の指から足の甲にかけて痛む人の原因は?(大阪市西区 50代女性)

2017.12.16 | Category: したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,みぞおちの痛み,内臓治療,熱がこもる,肩こり・首こり,自律神経系の治療

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の

鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

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鍼灸治療の臨床例です。

大阪市西区からお越しの50代の女性。

主訴は、みぞおちの痛み。首の痛み、背中の張り。
既往歴に糖尿病があります。

数日前から正座をすると、左足の指から甲にかけて
ズキズキと、時に痺れるような痛みがあると来院されました。

左足の指は、ちょうど2.3趾のあたり。
指の名称では、人差し指と中指になります。

ちょうどこの辺りには胃のツボの経絡が流れており、
【陥谷】(かんこく)というツボにあたります。

当院の鍼灸治療でもトップ10に入るほどよく使うツボで
胃腸にこもったエネルギーの反応がつよく現れます。

お腹の反応では、みぞおちの辺りを押すと
硬く張った感じや痛みを確認できると思います。

この反応が何を現しているのかと言いますと、
ストレスや緊張、過食により、みぞおち〜横隔膜の辺りに
上昇性の熱エネルギーが集まってしまい、
胸から頭部にかけて、痛みやコリが出てしまいます。

これらの熱は体温計では確認できませんが、
体内で起こるエネルギー反応を温度に換算すると
なんと2,000℃くらいの熱量になるそうです(^^;

自律神経的には【交感神経優位】の状態。
すなわち【頭に血がのぼる】状態となり、
上へ上へとエネルギー(≒血流)が集まった結果、
腰や腹部、手足の冷えを伴います。

痛みやコリでは、首、肩、頭、背中、腰に出やすく、
それ以外では、不眠、便秘、動悸、目のかすみ、
首の左右振り向きの可動域制限、肋間神経痛、めまい,耳鳴り,
口臭がつよくなる、口が苦くなる、歯肉炎、
歯の痛み、
赤ら顔、歯の食いしばり、息が吸いにくい、
などの不調が併発します。

治療方針は至ってシンプルで、
上に集まりすぎたエネルギーを
下に降ろす、抹消に返すよう施術を行います。

先ほどの左足の陥谷もよく使います。
反応の出やすいツボのため、集まりすぎたエネルギーが
左足の指や甲にこもり、正座による物理的な負荷により、
痛みや痺れが出ていたように感じました。

施術の途中から「痛くなくなってきた!」と
体内の巡りが整う様子を体感して頂きました^_^

当院の鍼灸治療は、自律神経のバランス調整、
内臓機能の回復、体内の巡りの調整を三本柱としています。

胃腸は心身両方の負担が現れる場所になります。

忙しさに加え、暴飲暴食や寒気の影響が
さまざまな体の不調につながる季節です。

上手に体の訴えるサインを読み取りながら、
2017年の残りも健康にお過ごしいただければ幸いです(^-^)

風邪をひくことの本当の意味とは?

2017.12.12 | Category: お役立ち情報,したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,当院の考える健康観,風邪

大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の
鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

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風邪すごく流行ってますよね^^;

インフルエンザの予防接種しかり
いよいよシーズン到来、という感じです。

私も体が資本の仕事ですので風邪をひくと困ります。
来られるクライアントさまにも迷惑がかかりますので、
基本風邪を引いてはいけない立場ではあります。

もちろん風邪をひかないように日々の対策を心がけています。

ですが、人間いくら気をつけていても、
どうしても風邪を引いてしまうことはあります^^;

ただ、その時は

【必要だから風邪を引いた】

と思ってください(o^^o)

どういうこと!?と思われると思います。

風邪のメカニズムとともに解説していきます。

↓↓

風邪の原因は、代表的なものがウィルスです。

ですが、無理がつづき、不摂生が重なると
体の機能が低下し、ウィルスの侵入を許してしまい
結果、風邪を引いてしまいます?

ウィルスが体内に侵入すると
白血球が異物を排除するために働きます。

そうなると正常な生体反応として【発熱】します。

そう、発熱は異常ではなく、正常な働きです。

発熱しないと白血球が戦うことが出来ず、
原因菌であるウィルスを排除できません。

では、必要だから風邪を引いたとは何なのか?

誤解を恐れず申し上げます m(_ _)m

実は風邪をひくと

【超短期間で集中デトックス】

が出来るからなんです?

たしかに風邪はしんどいです。
ですが、無理が積もった結果風邪を引きます。

そのため、白血球がフルに働くことで
今までのツケを無かったことにしてくれます。

その為、きちんと発熱して養生ができたら
体がスッキリしていると思います(^-^)

このデトックス、普段からご自身で気をつけて行うには
かなりしっかりした運動や休息を長期的に続けないと得られません。

その最たる要因が【体温の上昇】にあります。

運動などで体温をあげるには限界があります。
37度まで平熱がある方はあまり聞きません。

ですが、風邪をひくと体内の深部体温が急激に上がります。
38〜39℃の発熱が一瞬にして起こります。
シンドさを伴う反面、体内のウィルスが死滅します。

一般的な臨床データでも深部体温が39℃で
悪性細胞が衰え始め、42℃で死滅すると結果が出ています。
この悪性細胞には【がん細胞】も含まれます。

病気のときこそいかに体温を上げるかが
回復に向けて大切な要素になります(^-^)

発熱したからと解熱鎮痛剤を服用すると
白血球の戦いの場を奪うことになり、
いつまでもズルズルと長引く風邪を作り出してしまいます。

仕事でどうしても休めない方も多いと思います。

解熱鎮痛剤の服用はあくまで個人の判断に任せるしかないですが、
薬が治すわけではない、服用の結果風邪が長期化することは
頭に入れておいたほうが良いと思います。

ズルズル風邪には【長引く咳】が伴うことが多いてす。

咳はいわば【外向き】の運動。
咳が出るということは外に出したい何かが
まだ体の中にいることを現しています。

出してあげない限りは咳はいつまでも続きます。

そのためウォーキングなど、適度に体を動かして上げると
有酸素運動の効果と、深部体温の上昇により、
長引く咳は無くなってきます。
さらには足裏をしっかり使うことで冷えも改善します。

冷えは、不妊症しかり万病の原因にもなりますので、
鍼灸治療や運動などでしっかり体質改善しましょう!

とくに起きがけの体温(=基礎体温)が
35℃台の方は病気のリスクが高まりますので、
ご相談いただけたら最適な改善プランを提案できます。

風邪はしんどいですが決して悪者ではありません。

病気の本質を理解しながら、
健やかにお過ごし頂ければ幸いです(^-^)

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