- Blog記事一覧 -体は口ほどに物を言う
大阪市中央区のホームドクター。
堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の
鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
問診では聞けなかったことは
体に現れた反応からヒントを受け取ります。
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鍼灸治療の臨床例です。
兵庫県芦屋市からお越しの20代の女性。
仕事はデスクワーク。ご紹介でお越しいただきました。
主訴は咳が止まらないということ。
咳をし過ぎて胸の周りが痛くなってきたそう。
ほか、足のむくみも気になるとのこと。
問診票を記入いただく際にも咳が酷かったため
記入もほどほどに話を伺うことにしました。
当院では問診票は信頼関係を築くために記入をお願いしています。
思い当たることをきちんと書き出さなくても症状はわかるのでご安心下さい(^-^)
咳が止まらない場合、数々のケースが考えられます。
病院に行っても、胸部のレントゲンを撮って、
何もなければ咳止めを出されて終わりです。
それでも咳が止まらないことは多々あります。
何故なら、何かの代わりとして咳が出ているからです。
いま体に必要なことが咳にメッセージを託して現れます。
原因がよくわからない咳が続くケースですが、
多くの場合は、汗がしっかりかけてなかったり、
ストレスを溜め込んでモヤモヤしてしまったりと、
デトックス不足、ガス抜き不足の場合によく見られます。
風邪を引いて熱が下がったのに咳だけ残る。
そんな経験ありませんか?
まだ体の中に出し切りたいものがあるから
発散したい!と外向きの反応として咳が出るのです。
言いたいことが言えない、我慢ばかりしている時も同様です。
話は戻ります。
クライアントさま、何かを押し込めている感じで、
なかなか素直にお話してくれません…(^^;
そこに原因があることは明らかでしたので、
すぐに施術に入りました。
腹部に筋張った硬結が強く出ており、
解決に向けたヒントがすべて集約されていました。
腹部の緊張をとるべく、内臓機能、
自律神経の調整をおこないました。
体の緊張がある程度とれてきたかな?というタイミングで、
問診時には答えてもらえなかった事を聞いてみました。
「ストレスとか溜めすぎてませんでしたか?」
回答は、
「やっぱりバレました?そういう事にしといてください(笑)」
とのことでした(^^;
施術が終わると表情も明るくほぐれてラクになったそう。
気持ちに余裕がない時はなかなかホンネが聞き出せず
口頭ではヒントが得られにくいことは多々あります。
そんな時も体は答えを出して気づいてもらうのを待っています。
人間、頭で考えられることはたった一割に過ぎません。
残りの9割は無意識のメッセージてして体に現れます。
体の声を素直に聞いて、適切な施術をおこなう。
本当のあなたに還ることでラクになるサポートをしています。