- Blog記事一覧 -【長引く風邪】の鍼灸臨床 (50代女性 大阪市西区)
内臓機能の調整から不調の改善をサポートします。
大阪市中央区、谷町四丁目、堺筋本町、松屋町の
鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
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鍼灸治療の臨床例です。
大阪市西区からお越しの50代の女性。
仕事は事務職。
週頭から風邪をひき、病院で薬をもらうも
どうにも解決しないと来院いただきました。
咳が止まらなくて、腹筋も痛くなった、
吐き気もある、とお話くださいました。
糖尿病を患っていること、胃腸ベースで体調を崩しやすいことから
内臓機能を調整して正常な働きに近づけ、
みぞおちから頭にかけて集まり過ぎている
逆流性のエネルギーを下に降ろすよう施術を行いました。
仰向きで鍼治療をしていると、
途中から咳がおさまり始めました(^-^)
うつ伏せの施術が可能になったため
通常どおり、仰向き→うつ伏せの順で施術を行いました。
咳がひどい、腰が痛い、妊娠しているなどで
うつ伏せになれない方は
【横向き】での施術も可能です(^-^)
うつ伏せでは、経穴(=ツボ)に局所的に集まった
内臓の熱(=臓腑の熱)の反応を取り除き、全体的には、
深部体温をあげて治癒を早めるよう施術を行いました。
施術が終わると内臓機能を中心にバランスの取れた状態になり、
逆流性のエネルギーにより生じていた
肩こり、首の痛み、背中の詰まり、みぞおちの痛みが
同時に無くなった、と感想をいただきました(o^^o)
風邪薬は、付き合い方が大切だと考えています。
万が一の踏ん張りどきは解熱・鎮痛も良いでしょう。
ただ、薬が病を治すわけではアリマセン。
治る状態になれば自然に治る。
ご自身の、自然治癒力の働きありき、
と認識ください(^-^)
熱が出るのはシンドイですが、
白血球がウィルスと戦いやすくするために
有利になるために熱を上げています。
ですので、熱が上がりきる前に無理に下げようとすると
白血球がきちんと機能しなくなり、結果治りが悪く、
微熱がずるずると続く、長期戦になります。
仕事や担いがあり、どうしようも外せないことがあることは、
私もサラリーマン経験があるため痛いほどわかります、、
ですが、時には思い切って休む、無理をしないなど、
メリハリをつける事が、ご自身にも組織にも結果的に良いと感じます。
体ときちんと向き合えば
あとは備わった治癒力がじわじわ治してくれます(^-^)
治癒力かきちんと働くにはすこし時間が必要です。
体にいいスイッチが入るよう、
なじみの良い施術を行っています。
ちなみに、長引く風邪には【咳】が伴います。
咳は、いわば外向きの反応。
体内に残る毒素を出し切りたい!
という無意識の反応なんです。
ですので、咳止め薬もあくまでお守りです。
無理に咳止め薬で咳を抑えずに
内臓を休ませてあげたり、素直にホンネを感じてあげたり、
ゆっくり休息をとることをオススメします。
風邪をひいた時には、
・食べて治すタイプ
・食べずに治すタイプ
の2パターンが存在します。
あくまで人によりタイプが異なりますので、
ふっと湧いた、食べたい、食べたくないに身を任せ、
基本安静で、養生してくださいね(o^^o)