- Blog記事一覧 -鍼灸臨床【痛みを探すと治らない】(大阪市中央区 20代女性)
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の
鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
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鍼灸治療の臨床例です。
大阪市中央区からお越しの20代の女性。
仕事は営業職。
仕事で遠方にいかれる事も多く、
最近は立場も変わり担いも増えるなど、
環境の変化が著しい中でお仕事をされています。
肩から首にかけての痛みがひどくて、と来院いただきました。
お腹の触診ではみぞおちに痛み。
うつ伏せでは、右側の肩甲骨の内側から
腰にかけて、緊張やストレスによる張りが見られました。
鍼灸治療で自律神経と内臓機能を整え、
可能な限りの元の状態にリセットしました。
施術が終わりクライアントさま、
まだどこか痛みを探されています(^-^;
「マシにはなったけど、まだ痛くて、、」
自然治癒力がきちんと出るには
個人差こそあれどタイムラグがあります。
さらには
休息不足、代謝の低下、
不調が出続けている期間、
治癒を妨げる要因の数など、
これらの条件が重なるほど、
回復の仕方には影響が出ます。
クライアントさま、ご多忙だとは思いますが、
なかなかご自身のお体に向き合う時間はなかったそうです。
良くも悪くも、いま出ている痛みや不調は
その方が生きてきた結果です。誰のせいでもありません。
その中には、考え方や行動の仕方、食事の摂り方も影響します。
痛みを探すのもあまり良くありません。
ご自身の体にアラ探しをすることになり、
脳が痛みを探すことで、良くなった部分にまでも
気づけない状態になってしまいます。。
マイナスよりプラスの気づき、
叱られるより褒められた方が
ご自身の体も気分よく、張り切って
治癒力を出してくれると思います(^-^)
カラダが発するメッセージを読み解き、
素直に感じる力を取り戻す。
痛みもなにかのお知らせであり悪者ではアリマセン。
心身ともに【ゆとり】が出来れば
カラダの声に気づけるようになります。
施術を通じて気づきのきっかけ作りが出来れば幸いです(^-^)