- Blog記事一覧 -ジメジメ時期の養生法まとめ
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
胃腸をラクにして体全体をととのえる施術を行っています。
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気温も急に高くなり、ジメジメとした日が続きますね^^;
湿気は東洋医学では【邪気】のひとつと考えられています。
ベタべタと肌にまとわりつくことで、気やエネルギーの発散がしにくくなり、首の痛み、頭痛、肩こり、腰痛、食欲不振、下痢など、様々な不調が現れやすくなります。
湿気た空気を吸いながら生活をしますので、体内もベトベトしてしまいます。とくに胃腸と湿気の相性はバツグンに悪いです^^;
食欲不振、胃もたれ、胃腸の負担からくる背中の詰まり、全体的なダルさが出やすくなります。下痢にもなりやすいですが、しっかりデトックスできますので、お通じが出ているときは良しとしといて下さい。
ベタべタと胃腸は相性が悪いということで、油ももちろん胃腸に負担をかけます。揚げ物や脂のつよい食材は避けた方がラクに過ごせます。
気温が高くなり、ジメジメが増し、胃腸が疲れる。そんなシンドさトリオの季節に日本ではイベントがありますね。
そう【土用の丑の日】です。
土用は、ひと言でいえば【季節の変わり目】
夏の土用は、夏から秋への変わり目なんです。
丑の日はちょうど中日に当たります。変わり目のピークになります。
そして土用は、もともと胃腸に負担が強くかかる時期。人間は、四季に合わせて体内環境を変える恒温動物です。年中、体温を36℃にキープ出来るのも、環境の変化に合わせた体づくりを自動的に行っているから、なんです。
話をまとめますと、、
・脂のつよい食材は胃腸に負担がかかる
・土用は胃腸に負担がかあかる時期
・うなぎは脂がめちゃくちゃ強い
おわかりですよね?
食べるのは自由ですし、私もうなぎは大好きです。
ですが、なにも考えずに土用の丑の日だからとうなぎを食べるのは、胃腸に負担が強くかかり、余計に体をへばらせてしまいます。。
夏の土用は、一年の中でも体が一番疲れやすい時期。ただでさえ胃腸もボロボロになります。本当はお粥くらいで胃腸を休めてあげるのがちょうど良いのです。
土用に限らず、ジメジメ時期は胃腸が疲れます。そうなると、体全体にコリや痛みが現れます。胃腸が元気だと体の調子もラクなはずです。
ジメジメ時期の養生法をまとめますと、、
・胃腸を休める
・油モノは避ける
・汗やお通じをしっかり出す
となります。
ベタベタで汗腺が詰まりますので、ウォーキンやジョギングでしっかり体温を上げて、汗をしっかりかきましょう!
夏は【デトックスのための季節】です。
快適だからとクーラーの効いた場所ばかりにいると、汗の出方が悪くなり、シンドさを秋に持ち越してしまい、あとで大変なことになります。。
水分をしっかり補給して、熱中症の対策をしながら、汗をたくさんかいてくださいね。ちゃんと汗をかけたら体のラクさが全然違いますよ!
汗がかけない、お通じが出ない、胃腸がしんどい方は、施術でも対応できます。セルフケアに限界を感じるときはお早めにご相談ください。