- Blog記事一覧 -鍼灸臨床【2回の鍼治療で生理痛が無くなった】(大阪市西区 30代女性)
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
婦人科系の症状の改善にも力を入れています。
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鍼灸治療の臨床例です。
大阪市西区からお越しの30代の女性。
肩こり、首の痛みがひどく、体から緊張が抜けない、手足の冷えも気になると来院いただきました。
そして、生理前のシンドさ、生理中の痛みがツラいという事でした。
お腹の触診ではみぞおちが固く、おへその少し上に刺すような痛みがありました。
この状態は【上熱下冷】
ストレスや過度の緊張により頭に血がのぼり過ぎた結果、血流を奪われた手足・腰回りが冷えてしまい、痛みや不調につながっている状態です。
そのため、からだ全体の血流バランスを改善することが一番の治療目的になります。
刺すような痛みは冷え。腹部のあたりに停滞して、流れが悪くなり冷えてしまった血液の影響です。これらは、瘀血(おけつ)と呼ばれます。
瘀血が生じるには、大きく2つの原因があります。
✅ 血液や水分をめぐらせる【気】の滞り
✅ 摂取する食べ物の質、不摂生など
気は、完全にイコールではありませんが【自律神経】とイメージすると良いかもしれません。
自律神経のバランスが崩れると、血流のバランスが乱れます。頭にばかり血がのぼることもあれば、スイッチが入らず動きたくないと感じることもあります。
さらには自律神経は【呼吸の仕方】にも影響します。ストレスを溜めすぎたり、休みなく働き続けると、息が苦しい、吸いにくいと感じたことはないでしょうか?
どちらも自律神経の支配を受けたからだの働きであり、体内のめぐりを調整するうえで大切な働きです。
自律神経のバランス調整、瘀血の改善をテーマに鍼治療を行いました。患部の施術はしていませんが、首の痛み、肩こり、腰痛はすぐにラクになりました。
施術後は、食事指導を中心にアドバイスを行いました。瘀血が生まれる原因の大半は【食べ物の影響】があるからです。
砂糖、小麦、乳製品、スナック菓子、コンビニのご飯などを摂取することを避け、可能であればシンプルな調理で自炊して食べることを提案しました。
すると初診からかぞえて3回目の施術の際に感想をいただきました。
「生理前のシンドさと生理痛がラクになりました!」
と嬉しい報告をいただきました。
PMSに代表される生理前のシンドさ、生理中の物理的な痛み、本当にシンドイと思います。
ですが、少しの工夫と、きちんとしたメンテナンスを受けることで、劇的に改善するケースが多々あります。
✅ 血流のバランスの調整
✅ 摂取する食べ物の工夫
✅ 高ぶった気持ちのリセット
この辺りに気をつければ、生理痛に限らずあらゆる婦人科系の症状もラクになります。クライアントさまも工夫を頑張っていただいたのだと思います。
生理中の鍼治療は、院の方針、先生方の考え方により意見がわかれるところですが
当院的には【大賛成】です❗️
なにより腹部の痛み、からだのシンドさがラクになります。さらには、自然な形でからだが排出形態になっているため、デトックス効果が非常に高くなります。
当院は婦人科ではありませんし、女性専門の治療院でもありません。ただ、からだの中心から根本的に、総合的に改善をサポートする施術をおこなっています。
本来、体はパーツの繋ぎあわせではありませんし、心と体も繋がっています。心で受けた負担がSOSとして体にあらわれます。
婦人科系の症状、冷え性に関しては力になれる部分がたくさんあると思います。LINEでも気軽にご相談いただければ幸いです。
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