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大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院したらパーソナルケアです。
施術をつうじて、あなたらしく、健幸な人生を送るためのサポートを行っています。
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6月2日(土)3日(日)の二日間を利用して東京へ学びを深めに行ってきました。
目的はコラボ・セミナーに参加するため。このコラボレーションがありそうで無かった、個人的に最幸の組み合わせでした。
お一人目の講師は、セミナー会場となった、田園調布長田整形外科・院長である、長田夏哉先生。先生の著書である「体に語りかけると病気は治る」は、過去に読んだ医療における文献の中でも、度肝をぬかれた一冊でして、、^^;
面白いドクターがいるもんだなぁ、と思うと同時に、自分も似たような考え方をしていたため、これでいいんだ!と背中を押してくれる大切な本となりました。未来の医療のスタンダードになって欲しいと心から思った内容です。ちなみに当院のクライアントさまにも大好評で、2冊プレゼントしちゃったので、現在で3冊目になります(笑)
過去に大阪でも二度お会いしており、お人柄、話の面白さも含めて大ファンになってしまいました。今回は先生のお仕事場にうかがえるとあって、楽しみで仕方ありませんでした。
お二人目の講師は、僧侶の齊藤つうりさん。山梨県のお寺の副住職で、アカシック・リーディングの講師。セミナーのために世界中を飛び回られています。長田先生と共同で書籍「後悔ゼロで生きるために、いまのうちやっとくこと」も大変おもしろい本でした。
「悟治楽道」(ごちらくどう)というユニットで全国を飛び回られています。
そして三人目の講師は、我が整体の師、そして生きていく上で非常に影響をうけた人生の師、仙台・やすらぎの杜整体院、院長の上川名おさむ先生。
一部のファンにはおなじみですが、仙台から外にでないことでも有名な先生です(笑)
その師匠が、仙台からでて初の東京セミナー。かつ大好きなお二人とコラボレーションということで、なにも起こらない訳がない!と感じてすぐに申し込みをしました。
ステキな機会を提供くださった、長田優香先生に心より感謝を申し上げます。
さて、前置きが長くなりましたが、何とぞお付き合いくださいませ。
初日はお三方のクロストーク。テーマは「私はこうやってモードに入ります」というもの。お題からすでにワクワクです^ ^
上川名おさむ先生からは多次元操体法のテーマである「どうしたら勝手に治るか?」についてのお話。思考は治りを邪魔する、調和するとモードに入って治りやすい、自分の感覚を絶対的に信頼することなどをアドバイスいただきました。
齊藤つうりさんからはリーディングについてのお話。専門的な知識はまったく無かったのですが「子供のころにやっていた感覚を、もう一度、自分に許可すること」とわかりやすくレクチャー頂きました。体の状態は、心の状態が具現化しているだけ、目に見える結果だけが真実ではない、と教わりました。
長田夏哉先生からは「直観医療」を軸にしたお話。自分に素直なのが健康には一番、どんな感情であれ、自分が感じている素直な気持ちをハグしちゃえばいいよ、とお話をいただきました。
進行は常にアットホームで、ときにぶっ飛んだお話もあり、あっという間の2時間でした。
お三方のお話はそれぞれの立場からの切り口でしたが、根底にある本質は共通していました。知っている内容もたくさんありましたが、さらに背中を押していただくきっかけになりました。
多次元操体法の先生方にも久しぶりにお会いできて、有意義な時間となりました。
2日目のセミナーの感想はおって書きます。
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
本格的に夏を感じる気温になってきました。そろそろクーラーが入りだす頃だと思います。
年々の温暖化により夏が過ごしにくくなっており、クーラーは夏をすごす上では欠かせない物となっています。
反面、クーラーが苦手という方も多いです。自然ではない人工的な寒さはやはり冷えすぎてしまいます。
オフィスや電車など、どうにも調整が効かない場所もあります。胸元や背中を冷やすと風邪を引きやすくなるため、ストールや薄手のカーディガンなど、一枚羽織れるものがあると良いと思います。
当院に来られるクライアントさまの中には「周りは暑い暑いという人ばかりなので、厚着をしている自分が恥ずかしい」という方もいらっしゃいます。人は人、自分は自分です。暑いことがまともな状態とも限りません。自分の素直な気持ちにきちんと寄り添って身を守りましょう。
さて、クーラーによる体に及ぼす直接的な影響に冷えがありますが、実はこの冷えが生む二次的な副作用の方がこわいのです。
人間は四季に合わせた生活スタイルがあります。夏は暑い季節。だからこそ汗がかきやすくなります。汗を沢山かけるから一年の大半のデトックスを夏におこないます。
ですが、クーラーの寒さにより汗がかきにくくなるとどうなるか?ぱっと見、快適に見えますが、体には気づかないうちに悪影響が蓄積されていきます。
汗には解毒のほかにもうひとつ大切な働きがあります。その働きは【放熱】です。体内の余熱を汗で逃すことで、オーバーヒートしないように体内環境を一定に調整しています。
クーラーの寒さで毛穴(汗腺)が閉じてしまうと、逃げ場のなくなった余熱が体内にこもり爆発してしまいます。これがクーラー熱中症の最たる原因になります。火にかけ続けたヤカンが爆発するイメージです。
ですので、普段汗をかきにくい環境にある方は、意識して汗を出す取り組みが大切です。エアコンのコントロールができる状況なら温度調節や、つけっぱなしにせず自然の風を取り入れる工夫も大切になります。
サウナはあまりオススメしません。心拍数を無理やり上げて強制発汗をさせるため、心臓に激しい負担がかかります。ウォーキングなどの有酸素運動で筋肉のポンプをしっかり使いながら、効率よく、体に負担をかけすぎない発汗がオススメです。
クーラーは薬とおなじく付き合い方が大切になります。前述のことを踏まえたうえで賢く夏を過ごしてくださいね。
汗がかきにくい体質の方も先ほどの不調が出やすくなります。鍼灸治療でも体質の改善ができますのでお気軽にご相談ください。
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
梅雨入りにちなんで湿気が及ぼす体調への影響を書いています。前回の記事はこちら↓↓
今回は具体的に内容を掘り下げていきます。
湿気が強いと肌がベタべタするように、湿気た空気を吸い続けることで体の中もベタべタになります。結果、血液の流れが滞り体調に影響が出てしまいます。
そして湿気の影響は、血を作り出す上で大切な働きをする場所にも影響します。
そう【胃腸の働き】に悪影響を与えてしまいます。消化器系と湿気は相性が悪いんです。
東洋医学では【脾】の働きにあたります。現代医学の脾臓とは役割は異なりますので、≒消化器系と考えてみてください。
『脾は湿をにくむ』という東洋医学の言葉があります。読んで字のごとく、消化器系は湿気が嫌いなんです。身体中に栄養を行き渡らせる上で胃腸の働きは欠かせません。血液の原料は食べ物ですので、湿気により胃腸の働きが低下すると、いつも以上に消化にエネルギーを使うため体も疲れてしまいます。
さらには、刺身、焼肉、揚げ物など油分の多い食べ物を食べると、湿気と合わさり余計に血流がベタべタなり体調不良を起こす原因となります。食事は自己判断に任せるしかありませんが、脂が多い食事は胃腸の調子が悪いとき、負担のかかる時期は避けた方が良いと思います。
血流が悪くなると血管が詰まり、部分的な熱エネルギーの停滞、流れないが故に冷えてしまう血液、つまり瘀血(おけつ)を作り出してしまいます。血管の中に瘀血だらけになると、コリ、痛み、血管由来の病気に繋がりやすくなります。
瘀血の改善には入浴で体を温めたり、運動をすることも大切ですが、一番大切なことは【食養生】です。
大気の変化で体調管理に気をつけないといけない時期だからこそ、生活習慣を見直すチャンスです。食事を摂ったあとのカラダの変化をご自分で感じてみることも大切です。
どうにも工夫しにくい時は施術を受けてみてください。内臓機能や血流の改善ができ体もラクになります。湿度に加えと暑さも増してきますが体調管理に目を向けていただくきっかけとなれば嬉しく思います。
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院したらパーソナルケアです。
当院では【根本治療】を施術のテーマに掲げています。何を試しても解決しなかったお悩みの相談に来られる方も沢山おられます。
当院に来られるクライアントさまには、驚くようなスピードで回復する方と、施術のたびに楽にはなるがまた同じ不調を繰り返す方がいます。
その差は一体何なのか?
それは、、
【覚悟】
の差になります。
覚悟がないと言っている訳ではありません。覚悟の度合いです。どれだけ本気か?ということです。
「何としてもカラダの問題を解決したい!」
おそらく全ての方がそのような思いで来院されます。
ですが、
・やりたい事や目標のために問題を最優先に解決したい方
と
・とりあえず痛みが治ればいい
という方の間には非常に大きな覚悟の差があります。
時間的、経済的なご都合は人それぞれに違います。ただ、施術を受け続けなければ絶対に治らないかというとそうではアリマセン。
実例を挙げますと、重度のアトピー性皮膚炎で来られたクライアントさまがいました。性格はイライラしやすく塞ぎがち。市販のミルクティーが大好きで、今までに食べ物の工夫をしたことはありません。ただもういい加減に改善したいと強い気持ちで来院されました。
クライアントさまの覚悟が伝わったため、こちらも解決に必要なことを全て伝えました。
アトピー性皮膚炎は現代医学では皮膚の病気ですが、東洋医学では血の病気と観ます。食べた食事の毒素が肝臓では処理しきれず皮膚に放り投げてまで解毒しようとした結果です。そのため何よりも食養生が大切になります。
まずミルクティーを止めて水に変えてもらいました。汗をかいて解毒効率をアップさせるようジョギングを勧めました。イライラした気持ちもアトピーの状態を強めますのでガス抜きも意識してもらいました。
3回ほど鍼治療を行いましたが、肌が来院当時に比べて半分以上キレイになっていました。クライアントさまもセルフケアのコツがわかったため、笑顔で当院を卒業していきました^^
覚悟ができている人は自分自身で判断しながら上手に工夫をしています。食事や生活習慣を見直す努力をする方もいれば、なかなか時間が取れないからと集中的に施術を受ける方もおられます。どちらもその人のスタイルに合わせた工夫です。
施術は言うなれば、とっかかり、きっかけ作りです。本当にしんどい時は何をして良いかわからず、頭でっかちになり、本来なら自然と知っているカラダの休め方も忘れてしまいます。そのような時に心と体を初期化し、素の状態にもどして再出発するためのサポートが施術になります。パソコンでもスマホでも、初期化すればある程度の問題は解決しますよね?(^^)
まっさらな状態になった時こそ、新しい取り組みを始めるチャンスです。意識も行動も変えずまた同じことを繰り返すのか、本音や気づきにしたがってアクションを変えてみるのか、この部分の積み重ねが後に大きな変化につながっていきます。
覚悟は最初からしっかりしないと駄目という訳ではありません。回復を実感できたり、治っていく過程で大切なことに気付きながら、行動が変われば大したものなんです。
治療家のエゴかもしれませんが、せっかく貴重なお金と時間を使ってお越しいただいているのであれば、勿体ない結果になって欲しくないのです。
あなたの覚悟と勇気ある行動を、当院は全力で応援します!^^