- Blog記事一覧 -感じるシンドさに大も小もない
【自律神経・体質改善専門】
大阪市中央区の鍼灸整体院、
したらパーソナルケアです。
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先日、自律神経の症状でお悩みの方が来られました。
交感神経が優位になり過ぎており、
どことなく攻撃癖を感じます。
活発にお話をする反面、裏には不安がつきまとう感じで、
これはどうなの?あれはどうなの?と
100パーセントの完璧な答えを求めがちです。
決めつける癖も強く、白黒はあってもグレーさが全くありません。
長年の悩みが一度の施術で無くなった方のお話をしていた時です。
「その人は大した症状じゃ無かったんですね‼️」
とクライアントさまは反射的に言いました。
おそらくクライアントさまも悪気はなかったと思いますが、
実はこの事は、実は相手に対して一番言ってはいけないことです。
悩んでいた方は、本当にシンドかったのです。
どこに言っても相手にされず、人間不信にもなっていました。
感じる不調の度合いに大も小もありません。
ましてや他人が勝手に決めることではないのです。
私自身もどこまでお手伝いできるかわかりませんでしたが、
整体の施術で丁寧に寄り添い、
相手の体から答えを受け取り
感じるままに施術を行いました。
カウンセリングも降ってきた言葉に身を任せ
お話を続けました。
すると施術の途中で、鼻をすする音が聞こえてきました。
気がつくとクライアントさまは泣いていました。
「そのように思っていいんですね、、」
今まで自分自身で「こう思ってはいけない!」と
暗示をかけていたことに気づき、自らを素直に受け入れた結果、
身体の不調が自然と消えていました。
ですので、このケースは、ご自身で大切なことに気づき、
受け入れたからこそ、不調はメッセージを出す必要が無くなり、
長年の症状が瞬時に改善しただけの話です。
決して軽い悩みではありません。
「仮に冗談でも言っちゃいけないことですよ」と伝えました。
ただ、このクライアントさまも好きで攻撃癖になってしまった訳ではありません。
お話を聞くと、以前生活を共にしていたパートナーから
「なんだこれくらいで!」「もっとちゃんとしていろ!」と
常にキツイ言葉をあびせられ続けられたそうです。
その結果、常にとらわればかりの状態になってしまい、
本当はしんどい時でも、自分の気持ちを素直に感じることを忘れてしまい、
「シンドいとか言っちゃいけない!」「ちゃんとしていなきゃ!」と思うようになったのです。
自分がしんどい時でも素直に感じることができないため、
他人の症状がすぐにラクになると、シンドさのなか頑張っている自分と比較し、
あなたの悩みは大したことない!と根拠もない攻撃に出てしまうのです。
その裏には、しんどい私を気にかけて、と寂しさや期待の現れを感じます。
いまこの機会に気づいてもらえたらと思い、
その辺りも包み隠さず全てお話しました。
「きちんと自分にも優しくしてください」
ということも伝えました。
どこまで腑に落ちていただいたかはわかりませんが、
施術が終わったあとの表情は来院時に比べて
どこか穏やかな表情にも感じました(^-^)
トラウマや不安癖を断ち切りたい方、
実は、いまこの瞬間から変われます。
心と体に馴染むには時間はかかるかもしれませんが、
いつでも安心してご相談ください。
当院は、痛みや不調が伝えたいメッセージを読み解き、
あなたらしく生きることを全力で応援する
【生き方治療院】です(^-^)