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【変形性関節症】の鍼灸臨床(大阪府松原市 70代 女性)

2017.11.15 | Category: したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,五十肩・四十肩,冷え症,気管支喘息,関節リウマチ・変形性関節症

【根本治療・体質改善】の専門治療院。

大阪市中央区、谷町四丁目、堺筋本町の

鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

↓↓

鍼灸治療の臨床例です。

大阪府松原市からお越しの70代の女性。

最近になり右手の指先が変形してきたと

クライアントさまのご紹介で来院いただきました。

指先の冷えはとくになく、血液検査でリウマチ因子も検出なし。

ただ痛みを伴うこと、どうすれば良いかわからなく不安で、とお越しいただきました。

他に気になる症状は【気管支喘息】と【五十肩】

呼吸器の症状は以前に比べるとマシだそうで、
どうしても回復に時間と努力を要するため
ちょっとでも良い状態なら、とりあえず
今はそっとしましょう、と傍におきました。

肩は水平に腕を挙げると90°くらいの可動域。
左の背中の盛り上がりも気になりました。

夜中によく目が覚めてトイレにいくが、
一度目が覚めてしまうと中々寝つけない
ともお話いただきました。

腹診では胃腸に負担がかかっている感じ。
おへそから股関節にかけてもかなり冷えていました。

そして、、

以前に鍼治療を受けたことがあり、
「楽になりますよー」と言われたが
まったく効果を感じなかったそうで…(^^;

マイナスからのスタートからでしたが
問診の段階で打ち解けていたため

「じゃ、鍼治療のイメージを今日で払拭します!」

とお伝えし、楽しく施術はスタートしました(o^^o)

変形している患部や症状を追わずに
胃腸の負担を解消するよう施術を行いました。

当院の鍼治療は、鍼を打った後にしばらく時間を置きます。
自律神経のバランスや、体内の血流を自然に整えるためです。

置鍼中にピクピクと手足が動いていたため、
自発動は体に良い反応であること、
無理に止める必要が無いことを伝えました。

実際にクライアントさまも、
体が勝手に動き出すから
止めようとしてたそうです(笑)

施術の途中からお腹のまわりが温かくなってきたそうで、
冷えを感じていなかった指先も温かくなってきたそう。

無意識に気を張ったり、無理をしていたせいか、
頭にばかり血がのぼる状態になっていたのだと思います。

何より代謝が上がり、血流が改善した証拠として、
背中の経絡上にきれいな発赤が出ていました(^-^)

施術が終わる頃には、指先のことは気にしておらず、

「普段は立ったまま靴下を履けないのに今は履ける‼️?」

と施術前の状態と比べて、嬉しい変化の感想を頂きました(o^^o)

「気の持ちよう、大切ですね」

と、帰り際に深々とお辞儀をいただきました。

この仕事をしていて本当に良かった、と思いました^_^

慢性症状でも、急性症状でも治る過程で大切なことがあります。

それは

「いまこの瞬間を感じる、小さな変化に気づく」

ということ。

誰しも先への不安や、見えない恐怖を感じることもあります。

そんな時は些細なことでいいんです。

いまこの瞬間の心地よさ、

そして体の変化に気づいてあげてください。

そうするだけで体は喜んで治癒力を発揮してくれますから(o^^o)

ガンでも、自律神経失調症でも、不妊症でも同じです。

せめて施術を受けている間だけは、ほかのことは置いといて

いまこの瞬間の良い感じを、そして担いや立場も関係ない

【本当の自分】を存分に感じていただけたら幸いです(o^^o)

きっと良い変化が出てきますから。

自分の体をしっかり信じてくださいね。

【急性腰痛・ぎっくり腰】の原因と対策

2017.11.14 | Category: お役立ち情報,したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,当院の考える健康観,急性症状・けが,腰痛・坐骨神経痛・ぎっくり腰

大阪市中央区で【腰痛・ぎっくり腰】なら当院へ。

堺筋本町駅、松屋町、谷町四丁目にある

鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

腰は漢字の通り【カラダの要】となる場所です。

そのため心と体の両方の叫びが現れる場所でもあります。

カラダの内なる声からその方だけの原因を読み解き

痛みの本当の理由、根本からの不調の解決をサポートします。

↓↓

最近になり【ぎっくり腰】で来られる方が急増しています。

・寝起きに勢いよく動いた
・重い荷物を持ち上げた
・変な姿勢で物を運んだ

など

ぎっくり腰で来られる方から
第一声でよくうかがう内容です。

急な動作は、瞬間的には体に負担がかかるかもしれません。
ですが、あくまで【きっかけ】にすぎません。

根本的な原因は他にあるため、ぎっくり癖のある方には
【体質改善を含めた根本治療】が必要になります。

ぎっくり腰や急性腰痛の原因として
冷えやストレス、疲労の蓄積による
心身への負担が根底にあります。

11月に入ってからは寒さも感じるようになりました。

実は”冷えるだけ”であらゆる痛みが現れます。

例えば、ストレスを感じすぎた結果、
自律神経のバランスが崩れてしまい、
交感神経が優位になってしまう。

すると

「頭に血がのぼる」
「はらわたが煮えくりかえる」

状態になり、頭にばかり血流が集まってしまい、
手足や腰回りの血流が乏しくなり、その結果
体内に冷えを生じ痛みにつながってしまいます。

立場的、状況的に素直にしんどいが言えない、
そのような方もいらっしゃると思います。

そのような方こそ、メンテナンスを重視する必要があります。
その人の素の状態にもどる、リセットする時間が大切なんです。
それだけで腰痛や、ぎっくり腰で悩むことが少なくなると思います。

ほか、プロに任せる施術のほかに、
ご自身で取り組んでいただきたい、
セルフケアがいくつかあります。

言い換えると、

【ご自身でしか気をつけられないこと】

となります。

体に現れた反応と上手に向き合いながら、
工夫してメンテナンスしてくださいね^_^

以下、腰の痛みに関するセルフケアです。
大切な内容を書いています。ご覧ください。

↓↓

・ストレスをためない
・体を冷やさない
・きちんと湯船に浸かる
・腹巻をしてから寝る
・足の指を柔らかくする
・暴飲暴食をしない
・急な動作に気をつける(特に寝起き)
・朝は体が一番冷えていると自覚する
・起床時は横向きになり肘と手で起きる
・コルセットは巻き続けない
・湿布は貼らない
・患部への力任せの施術を避ける
・仰向けに起きない
・勢いよく動かない
・腰が不安な時は腹筋に力を入れてから動く
・柔らかい椅子に座らない
・膝よりお尻が低くなるソファは避ける
・カラダの声を素直に聴く
・頑張りすぎない
・焦らない
・思い込みを外す
・腰の痛みに囚われない
・ヘルニアだから痛いとは限らない
・腰が痛いことはいったん傍に置く
・痛みがキツイ時は休めのサイン!

など

中には裏ワザっぽいのもありますが、
どれもセルフケア、意識づけに大切です。

急性腰痛やぎっくり腰は
実は【怪我】と同じです。

基本【安静】が第一優先です。

オペが終わった後は傷が治るために入院して休むのと同じです。

施術は患部を触りません。できる限り離れた場所から行います。

怪我ですので、傷口を刺激したら悪化しますよね?
当院で痛む患部を直接施術しない理由です。

あまりに痛みがきつい時は
体はわざと【動けない】状態をつくり
自然治癒力を高めようとしています。

痛みに囚われているうちは
自然治癒力が最も働きにくい状態です。

当院の施術が、心身のリセットを
大切に考えているのはそのためです。

先ほどのセルフケアの中に書いた

【痛みはいったん傍に置く】

も、実はめちゃくちゃ有効です。

痛みが気になる時は念仏のように唱えてみてください。
頭から痛みへの意識が外れるため結構効きます(笑)

痛みをわざわざ思い出さずに、今この瞬間、
ありのままの心地よさを感じてみてください^_^

これから寒くなるにつれ
さらに腰の痛みが増してきます。

カラダの状態を素直に感じてあげることで
痛みや不調と上手く付き合うことが出来ます。

【腰痛・ぎっくり腰】のページもご覧ください。

https://shitarapc.com/youtsuu

体はいつでも良くなる方法を知っています。
当院は常に本質を発信していますので、
気軽にご相談いただければ幸いです^_^

怒りを抑えられない方の施術 PMS、子宮内膜症ほか 整体臨床例(40代女性 尼崎市)

2017.11.06 | Category: PMS・PMDD,したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,パニック障害,みぞおちの痛み,むくみ,めまい・耳鳴り・突発性難聴・メニエール病,内臓治療,冷え症,姿勢矯正・骨盤矯正,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,当院の考える健康観,気分障害,熱がこもる,猫背,生理痛,腰痛・坐骨神経痛・ぎっくり腰,自律神経系の治療,花粉症・アレルギー性鼻炎・ちくのう症,逆流性食道炎

大阪市中央区の鍼灸整体院、

したらパーソナルケアです。

心と体をリセットする施術で、

根本となる原因の認識、

自然治癒力の働きを良くすることで

痛みや不調を根っこから解決します。

↓↓

整体の臨床例です。

兵庫県尼崎市からお越しの40代の女性。

看板をみてお電話をいただきました。

マッサージを受けてきたばかりだそうですが、

「真っすぐ歩けない」と急遽来院いただきました。

普段は配達がメインのドライバー。

一日平均60kmほど運転するそうです。

不調としては以下の訴えを話してくださいました。

・怒りが抑えられない
・PMS
・子宮内膜症
・頬の内側をよく噛む
・口内炎になりやすい
・歯を食いしばる
・逆流性食道炎
・鼻が詰まる
・ドライアイ
・首や腰の痛み
・まっすぐ歩けない
・めまい
・耳鳴り

など

背中を前に丸めがちで、運転中は背中を丸めながら、
右腕を伸ばす形でハンドルを握っているそうです。

マッサージを受けている先生からは

「運転中は背筋を伸ばして運転しないと体は良くなりませんよ」

と言われたそうです。

果たして本当にそうでしょうか??

当院ではまったく別の角度から検証していきます。

↓↓

姿勢に関して言えば、世間一般では

丸まった姿勢は「悪い姿勢」と捉えられます。

だから姿勢が悪い!と骨格矯正を行います。

ですが、結果として現れた姿勢に対して

結果を追う施術のスタイルでは

根本からの原因解決にはなりません。

「なぜ、この方の体は歪んでしまったのか?」

をきちんと噛み砕き、フォーカスする必要があります。

当院では、いわゆる「悪い姿勢」は

その姿勢にならざるを得ない、または

無意識的に悪い姿勢をすることで楽な状態をつくる、

言い変えれば、なにかをかばって

その姿勢になっているのではないか、

と考えて施術にあたります。

実際、骨盤の歪みや脚の長さの違うことで

歩きにくさを感じている方も来られますが、

体はなんとかしようと頑張って歪んでいるんですね(^-^)

このクライアントさまの場合は、PMSがひどく

月経前になると周囲の方への当たりが激しくなり、

職場関係で本当に困っている、と話してくださいました。

ストレスを溜めすぎていると、

筋肉のこわばりが生まれ骨格も歪みます。

さらには、自律神経のセンサーを介して

胃腸や肝臓にも負担がかかり、

内臓に負担が集中してしまいます。

これらは自覚症状があっても、

画像診断や血液検査では一切反応が出ませんので、

西洋医学の範疇では、異常ナシと片付けられてしまいます。。

食べすぎなど物理的な負担だけでなく、

精神的な負担も内臓機能の不調に繋がることを覚えておいて下さい。

この状態になると、背中や首を反らすことが困難になり、

逃避行動として、お腹を守るように無意識に背中を丸めてしまいます。

トイレに行きたい状態が続いている時って

誰でも背中を反らせませんよね?それと同じです。

トイレに行って用を済ませば、背中も反りやすくなります。

この場合の本当の原因は、姿勢が悪いのではなく【腹痛】なんですね。

お腹を守るために背中を丸くして負担を和らげているんです。

ですので、姿勢を意識すれば、骨格のバランスや

歪みが良くなるなど、そんなに単純ではないんてす。

「その姿勢、やれ!と言われても出来ませんよね?」と聞くと

「そーなんですよー(笑)」と初めて笑顔で返事をして頂きました。

クライアントさま、今は心身ともに余裕がない毎日で、

集中力を要する運転の仕事が憂鬱になってしまっているとのこと。

お仕事中は一人のため、とっさの場面になると車内で吠えてしまう、と隅々までお話しいただきました。

現状、精神的な負担により、胃腸に負担を受け続けているままでは

先に挙げたすべての症状が全て関連して現れてしまいます。

よって治療方針としては、

① 頭の方にエネルギーや血流を集まらせなくすること。
② 施術で心身をしっかりリセットし、心身の余裕を作り出す

ことをお伝えしました。

他にも

「PMSの状態だと、頬がむくみ、よく噛んでしまうと調べたのですが、、そうなんですか?」

と質問いただきました。

↓↓

答えは

「NO‼️」

です。

↑↑

頬がむくむ、分厚くなり噛んでしまう状態は、

胃腸や肝臓に集まるエネルギーが強くなりすぎているため

頭に血がのぼるように、上昇性のエネルギーによる

口腔内へのエネルギー集中が起こった結果です。

食べすぎなど、物理的な原因でも頬が肥厚します。

同じ原因で、口内炎、口腔炎、ヘルペス、

歯肉炎、口臭がキツくなる、親知らずが痛む、

蓄のう症、花粉症、鼻づまり、ドライアイが出易くなります。

クライアントさまは、PMSだから頬を噛みやすくなり、

その結果、化膿して口内炎が出来ると思ってました、と仰ってました。

その口内炎を抑えるためにステロイドを服薬し、

結果さらに胃腸にも負担をかける繰り返しをしていました。

当院では、

【 病は胃と肝臓からはじまる】

と考えています。

どちらも生きていく上でとにかく大切な器官であり、

心と体の負担をすべて受け止めるため、

意識していたわる必要があります。

↓↓

クライアントさま、これまでに鍼の施術も受けてきたが、
電気をつなぐ鍼で気分が悪くなってしまったそうで、
整体の施術を行うことにしました。

(注)
当院では嫌なことは一切押し付けません。
心地よく、快の部分を大切に施術を行っています。
※電気を使う鍼治療は”一切”行っておりません。

↓↓

【怒り】が今回の改善に向けたキーワードになりますが、

怒りを感じなくしよう、と意気込むと逆に苦しくなってしまいます。

そのため、

①「施術を受けている間は、いったん怒りや歪みは傍に置きましょう」
②「緩んでいく事にきちんとOKを出して、施術の心地よさを感じてみて下さい」

とアドバイスしました。

当院の整体は非常に繊細で、

術者と受け手の感覚を要する

言わば「セッション」「ワーク」の要素が強いです。

最初は慣れない動きや感覚がありますが、

慣れるほどに短時間で効果が出やすくなります。

ひと通り施術を終えると、呼吸が深くなり、

何より表情が優しくなっていました(^-^)

ゴリゴリとハードな施術はしていませんが、

歯の食いしばりによる口角の上がり方、

お顔の左右のバランスもかなり整いました。

「また次回でも鍼をお願いします」

別れ際にと言っていただきました。

歩き方を見ても何の支障も無さそうでした。

なんとなく素直な自分の気持ちに

気づいていただけたのかな?と思いました。

怒りを抑えようと必死になるより、

いったん傍に置いてから、その瞬間の

心地よさやいい感じに素直に従う方が

結果としてラクになり易くなりますよ(^-^)

【自律神経失調症が治るために必要なこと】その② 自分にOKを出す

2017.11.04 | Category: したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,当院の考える健康観,生きるのがラクになる施術,自律神経系の治療

大阪市中央区で【自律神経失調症】の治療なら当院へ。

堺筋本町、谷町四丁目、谷町六丁目からも通院が便利な

根本解決の鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

原因からの解決に向けて、適切な施術とカウンセリングで

悩みの根っこにフォーカスし、ラクになるきっかけ作りをしています。

↓↓

自律神経失調症、あちこちでよく聞く症状名です。

病院では立派な【病気】として診断されます。

当院では、休み方、本来の自分を感じることを忘れてしまった【状態】と診ます。

当院では、鍼灸の施術という行為、回復をサポートする行為のイメージを伝えやすくするために

便宜上、悪いものを取り除く、やっつける意味合いの【治療】という表現を用いていますが、

その本質は他の医療機関の考え方や施術への取り組みは大きく異なります。

↓↓

自律神経失調症の症状がラクになるには様々なステップがあります。

・適切な施術
・適切なカウンセリング
・いかに寄り添えるか
・いかに意識や行動を変えてもらえるか

など

ただ、熟練した技術をもって治療にあたったところで
施術以外に大切な要素が欠けていたら、その時はラクになれど
またイタチごっこで不調を繰り返す状態になってしまいます。

そのため当院では、心と体の状態を
その人本来の状態にリセットする施術をしています。

心身に余白ができた状態になり初めて、
人の話も聞けるようになりますし、
ご自身を一歩引いて客観視できたり、
感じていた素直な気持ちに気づけるようになります。

そこでお悩みの改善に向けて大切なアクションがあります。

それは、、、

【自分を素直に感じる】
【素直に感じたことにOKを出す】

ということ。

施術により心身が開放されリセットされた状態になると

いままで押し込めていた感情が溢れかえることがあります。

中には、カラダがピクピクと動き出す(=自発動)が出る方もいれば

涙が溢れて止まらなくなる方もいます。

パリッと固い感じの雰囲気だった方が

イビキをかいて爆睡する様も素敵だと思います。

ただ、降って湧いた素直な感情(=本当の自分)に

【NO‼️】

を出してしまうと、どうなるか??

施術の効果の半減は否めませんし、

今後改善していく上で、さらには人生を良くしていく上で

心身のステップアップが出来なくなります。

思考にとらわれ過ぎた世界は

時に体本来の機能を失うことにもなります。

プロに任せるところを任せたのなら

素直に身を委ねてみる。

降って湧いた素直な感情は

他の誰でもないあなただけの

リアルな本音です。

ここにフタをして許可を出せないことには

改善に向けた階段をいつまでたっても登れないままです。

せっかく足を運んでいただいてるのに勿体ない話ですよ(^-^)

素直に気持ちを感じられる人もいれば、

なかなか勇気が出ない、または過去のとらわれにより、

素直に自分を感じられない方も沢山いらっしゃいます。

メンタルブロックをはずす、または外れた状態を素直に感じることは

勇気を要したり、時間がかかることもありますが、

悩みの深い症状の解決に向けては大変重要になりますので、

頭の片隅に置いていただきながら、

二人三脚で根本解決のお手伝いができれば幸いです(^-^)

膀胱直腸障害の治療 〜お腹がぐるぐる動く〜 鍼灸治療 臨床例 (東大阪市 70代 女性)

2017.11.04 | Category: したらパーソナルケア 理念・施術の方針,したらパーソナルケア 鍼灸・整体の臨床,便秘・下痢,内臓治療,当院の考える【治る】【治癒する】とは?,当院の考える健康観,生きるのがラクになる施術,神経痛,自律神経系の治療

大阪市中央区の鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。

当院では鍼灸治療に特に力を入れており、

特に自律神経の調整や、内臓機能の改善、

痛みの根本的な治療に取り組んでいます。

↓ ↓

鍼灸治療の臨床例です。

東大阪市にお住いの70代の女性。

ご主人が自営でお仕事をされており、

今でも現役でサポートされています。

昨年の末に【脊髄梗塞】になり、

下位胸髄〜上位腰髄あたりに梗塞が起こり、

排尿排便障害や右下肢の不自由が出ています。

他には、胆嚢がん、下肢の静脈瘤も併発しています。

神経痛もあるため、かかりつけ医に同意書を書いてもらい、

週に一度、保険適応で鍼灸治療の往診に伺っています。

往診に行き始めた当初は、何としてもこの症状を治したい!

と、あせる気持ちだけが先走ってしまい、

お身体の現状をなかなか受け入れられない、

治癒への気持ちが前のめりしている状態でした。

完治を期待するのは誰もが思う当たり前の願望です。

ただ、シビアな話、どうにもできない、戻らないことも沢山あります。

大きな病気や怪我のほか、骨や組織の変形を伴うものは

症状にもよりけりですが、回復に莫大な時間がかかることが多いです。

誤解を恐れずにいえば、きちんとした技術をもってしても、

まったくお手伝い出来ないこともあります、、m(_ _)m

このように言うと、冷たく感じられる方もいるかもしれませんが、

他人がほどこす治療、施術、サポートでは力になれることに限界があります。

これは我々、鍼灸〜整体畑の人間しかり、

ドクターの手術でも同様のことが言えます。

骨折がわかりやすい例ですが、仮に傷口が治癒をしても

怪我する前の状態、まったく同じ骨の形状にすることは難しいです。

不調を悪とみなし、症状をただ取り除こうとする、いわゆる【治療】の限界です。

80歳のおばあちゃんが

二十歳のころのスタイルや

体の機能に戻れませんよね?笑

極端な例ですが、意味合いとしては同じなんです(^-^)

自然な変化はとても美しいものです。

無理に戻そうとする方が不自然なんです。

当院の施術は、便宜上痛みや不調を取り除く治療行為ですが、

あくまでその人らしさを大切にし、気分良く、

痛みや病気の本質を理解しながら

根本から解決していくスタイルです。

治癒はあくまで自然なもので、

その人の体の機能が正常に働いた結果です。

治癒を妨げる要因を取り除き、回復をうながすスイッチを入れるのが施術の役割です。

回復しない症状、突然の大病をしてしまったら

まずは、一旦病気のことは傍に置いてもらいます。

施術を繰り返し受けながら心や体に余裕ができてきたら

現実をありのままに受け入れてみてください。

実は症状がよくなる上でも非常に大切であり、

今後の人生を豊かに生きていく上でも大切です。

熟練した技術をもつ方のプロの施術は、

体の機能回復のサポートはもちろんですが、

物事を受け入れてもらいやすくするために

心と体に【余白をつくる】働きを備え持っています。

このクライアントさまの場合もお会いした当初は

こちらの話もなかなか理解していただけない状態でした。

ただ、繰り返し施術を行っていると周囲の方から

「歩き方が良くなってない?」と

言われることが増えたそうです。

言われるまで自覚することは無かったそうです。

その頃からこちらの話にも耳を傾けていただけるようになり、

症状が伝えたかった【本当のこと】も、

少しずつ理解して頂けるようになりました(^-^)

人間生きていれば、思いもよらないことも起こります。

なんで私が!?何をしたって言うの?と

自暴自棄になることもあるかもしれません。

ただ、そのようなシンドい時でも

いつだってあなたの体は、

あなた自身の最大の味方です。

体も好きで病気になるわけではアリマセン。

痛みや病気を使ってでも伝えたいメッセージがあります。

症状が大きいほど、これまでに中々気づけなかった、
本質的なメッセージを含んでいることが多いです。

クライアントさま、施術で心と体に余裕が出来てきてからは表情も柔らかくなり、

丁寧に施術を味わっていただき、話し方も穏やかになられました。

脊髄は、脳と同じく【中枢神経】に属しており、

人間の神経の中でも最も大切な神経のひとつになります。

脊髄損傷した箇所で、体に現れる副作用があり、

必ず現れる症状に排尿・排便が困難になる

【膀胱直腸障害】があります。

ですが、施術の心地よさを感じていただいている間は、

胃腸の蠕動運動が盛んになり、お腹がキュルキュルと鳴り、動いています。

便通もスッキリとよくなるそうです。

人間の体って本当にすごいと思います。

それでもたまに下剤を要する時があるみたいです。

なんでまた便が出ないんや!ではなく、

その時はその時、と考え方も穏やかになりました。

薬はなにより【付き合い方が大切】です?

頼りすぎるのは体の機能を低下させますので、

お守りがわりに所有するのは良いと思います。

ちなみに、下剤を使用する際の注意点は、

【きちんと水分を補給した状態で服用する】

ということです。

水分を便に集めて排出をうながす作用があるため

便に回す体内の水分が足りない状態での服用は

お湯のないお風呂を空焚きするようなもので

内臓にとっても良くなく、副作用が出る恐れがあります。

使用上の用途をきちんと守った処方をお願いしいたします。

さらに裏ワザですが、便通を良くする方法があります。

ちょっとお行儀が悪いのですが、

便座に座った状態で

【貧乏ゆすり】

をしてみてください。

ふくらはぎのポンプ作用が活発になり、

腸管へ水を押し戻す働きがあります。

できたら”右足”をしっかり動かしてください。

理由は書くと長くなりすぎますので、

知りたい方は治療院でお伝えします(^-^)

貧乏ゆすり、見てくれはお行儀が悪いですが、

足のむくみの解消、はたまた

ストレスの解消にもなります(笑)

便座に座っている時だけのご褒美として試してみて下さい(^-^)

足が不自由な方への訪問による鍼の保険治療も可能です。

同意書の雛形もご用意していますので、

気軽に当院へご連絡くだされば幸いです(^-^)

アクセス情報

所在地

〒540-0010
大阪市中央区材木町3-14 ハイツ材木町102号室

開院日

火・水・金・土 (※祝日が重なる場合も開院)

駐車場

近隣のコインパーキングをご利用ください

アクセスのご案内

交通手段は地下鉄が便利です。

・堺筋本町駅3号出入口、松屋町駅1号出入口 より徒歩約8分
・谷町四丁目8号出入口、谷町六丁目5号出入口、長堀橋駅・北東エスカレーター より徒歩約15分

【タクシー料金の目安】
心斎橋駅、四ツ橋駅、西大橋駅、日本橋駅、森ノ宮駅、天満橋駅、南森町駅、大阪天満宮駅、北浜駅、玉造駅、上本町駅、谷町九丁目駅、阿波座駅、本町駅、淀屋橋駅からはワンメーター(+α)程度の料金です。

以下、Google Map上のリンクより、グーグル・サイトにいただいた感想もご覧いただけます。