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多次元操体法 | 【頭痛・腰痛・自律神経失調症】専門治療 I 大阪の鍼灸整体院したらパーソナルケアの記事一覧
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
無理な力はかけず、体が欲することのみで施術をおこないます。
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鍼灸治療と整体の臨床例です。
大阪市住吉区からお越しの40代の女性。
手の痛みやこわばりが強く、心身のリセットを目的にメンテナンスにお越しいただいています。
鍼灸の治療で、からだの芯から緊張を解いてから整体の施術にはいります。カチカチに心も体もかたまった状態では施術の効果が出にくいためです。
手のこわばりがいつもより気になるとのことで、腕の整体をおこないました。
手首や肘、肩の関節のあそびを取り除きながら施術を行いました。らせん状のねじれ圧を優しくかけながら、手首から肩、首や背中にかけてのアプローチをおこないました。
実は、人間の体は【らせん・ねじれ】と相性がよいのです。人体を構成するDNAも二重のらせん構造になっています。
ピストルも中身はらせん状になっています。その方がより強く、遠くまで弾の効果を出すことができます。
操体法でもおなじです。やさしく関節をロックしてあそびを取り除きながら、らせんの動きを伝えていくとより良い効果が生まれます。
さらには、手首や足首などの抹消から中心にねじれた動きを伝えていくと、首や頭など離れた場所にまでダイレクトに効果が伝わります。
やさしく触れながら、クライアントさまの体から伝わる動きを待ちます。わずかに伝わるうごめきのなかに、自分の体はこういう風に動きたいんだ!という無意識の希望が含まれています。
実はここがストレッチと大きく違う点です
ストレッチは、ひと言でいえば「動かすこと」を意識して効果を狙いにいくアプローチです。ペアストレッチですと、より動かすことが多くなります。
多次元操体法は「体が欲する動き、ありのままの動き」を感じとるアプローチです。術者の判断で体を動かしません。おせっかい禁止の整体です(笑)
でも、それだけで十分なのです。治そう、良くしてあげようという主張を、意識から切り離すことで、思いもよらない効果が生まれます。
クライアントさま、ストレッチは普段から行っているそうですが、正直なところ効果はわからない、とのことでした。
ですが、施術がおわると「こんなに肩の力が抜けたことはない」と感想をいただきました^_^
「からだの希望を叶えることが出来れば不調はラクになる」
言葉に現れないからだの希望を受け取り、叶えることで、健康づくりのサポートをする。その方法こそが多次元操体法だと考えています。
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院、したらパーソナルケアです。
ピンと感じる流れや引き寄せを大切にしています。
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6/25.26と休みをいただきまして、台湾に行ってきました。
きっかけは半年ほど前、ひょんなことから生まれました。
日頃からお世話になっている、多次元操体法ゆかりの先生方と、セミナー後の懇親会にて。
「みんなで台湾いきたいねー!」
その一言がきっかけとなり、またたく間に全国に広がり、面白そう!と感じたゴッドハンドな先生方が各地から集まりました。北は仙台、南は福岡から、まさかの総勢15名の大所帯な旅となりました。
いつも仲良しな先生方ばかりですが、俯瞰してみると強烈な個性の集まり。でも中身は本当に親切な先生ばかりで、お会いするたびに勉強になる部分がたくさんあります。
表には出さないけど、根底では相手を信じて、尊重し合っているからこそ、終始波動のよい場が生まれていました。
初めての台湾でしたが、とにかく料理が美味しい、人がやさしい、街がキレイ、マナーがいい、など良いとこだらけ。数少ない海外旅行の経験ですが、台湾は240点くらいの高得点で自己ベスト更新しました(^o^)
率直に感じた台湾の印象は、
「現代の日本人が忘れてしまった感覚が台湾にある」
ということ。
小学校の低学年から高学年、昭和から平成に移りゆくあたりまでの、日常の風景、人懐っこさ、子供たちの表情、生きる力、何かに夢中になれた感覚、その全てが台湾には真空パックでもされたかのように存在していました。
便利になること、手軽になることだけが果たしてよいのでしょうか?いまの日本から消えてしまった、本当の思いやり、温度感のあるやりとりがたまらなく心地よかったです。
そして今回はさらなる引き寄せがありました。
地元で開催されている音楽フェスティバルにもご縁をいただき、DJで参加させていただきました。
1914年に日本人が建てた建物をリノベーションして、公園にしている素晴らしい会場でした。
主催者やお客さんもやさしい方ばかりで楽しく過ごさせていただきました。次は日本でね!と再会の誓いを立てました。
台湾にいくと運気が良くなる、願いごとが叶う、というよく話を聞きます。
私はパワースポットなどはあまり詳しくないのですが、その一部に気づけた気がします
それは、、
・人間らしさを取りもどす
・心にゆとりが生まれる
この二点にあるのかな?と感じました。
仕事柄、忙しさゆえに体の状態に気づけず、不調を訴える方をよくお見かけします。生きていく上で「ゆとり」は大切です。体に現れた不調は、ゆとりを失い心のエネルギーが乱れた結果に過ぎません。
あなたらしさを取り戻せば、解決できる部分はたくさんあります。そのゆとり作りを自然に出来る場所が台湾なのかな、と思いました。
台湾はハマると抜け出せない。その意味がよくわかりました(^^)
日本が災害にあった時、義援金など台湾政府の迅速な対応があったことをご存知でしょうか?
国民性がそのまま現れた、感謝しかない対応だったと思います。私個人にどれだけの事ができるかわかりませんが、率先してやれることはやっていこうと思いました。
素晴らしいご縁であつまった各地の多次元操体法ゆかりの先生方、そしと素晴らしい企画を組んでくださった、東京都・足立区の下井接骨院、下井征典院長に心より感謝を申し上げます。
LINEよりご予約をいただいたクライアントさまにはお詫びを申し上げます。たくさん得た気づきを還元していきますので、楽しみにしていてください。
昨日の地震、本当に凄かったですね。正直すごく怖かったです。。
出勤前で自宅におりまして、ドン!という音とともに突き上げられる感覚があり、その後、強い揺れを感じました。周囲では窓ガラスが割れる音が同時に聞こえ、鳥たちが激しくざわついていました。
近畿地方の地震は、将来的におこるとされている南海トラフ地震の話題が挙げられますが、昨日の地震は阪神淡路大震災そのものでした。
23年前、当時わたしは高校生でした。忘れもしない午前5時46分。生まれて初めて身体が浮いて目が覚めました。最初は夢かな?と思ったほどでした。ただ、2度目のドン!という縦の衝撃で、夢じゃない!と瞬時に判断して、倒れそうなものを高いところから下ろして、親や兄弟と待機していました。
強烈に体験したことはいくつになっても身体が覚えているもんです。地震がおこると同時に、とおい昔の感覚が体に蘇りました。
仕事も落ち着いて出来ませんでしたが、唯一ありがたかったことは、予約用のLINE@を使って、当院に来られているクライアントさまと安否の確認が取れたことでした。
地震で部屋が散乱してしまった方、電車が止まって待機していた方もいらっしゃいましたが、幸いどなたも怪我なく無事だと連絡をいただきました。
そして、ご自身やご家族のことで大変な状況にもかかわらず、多くのクライアントさまから、私、治療院、はたまた自宅、家族の安否を心配するお心遣いをいただきました。大変感激しました!当院のクライアントさまは以前より素晴らしい方ばかりと思っていましたが、改めて実感しました。やさしいご配慮とご縁に感謝いたします?
せめてもの私からのお返しとして、心を安らかにするセルフケアをお伝えさせていただきます。小さな地震もつづき不安なときも多いと思います。自分らしさを取り戻し、平穏を保つためにお役に立てば幸いです。
当院で取り入れている整体法である、多次元操体法を、セルフケアに置き換えたセルフ操体をお伝えします。
この多次元操体法はなにより「つりあい」を大切にしています。当院で頻繁におこなう「つま先上げ操法」を例に挙げます。
術者の手でクライアントさまのつま先に触れる程度の圧をかけます。対してクライアントさまは、つま先を1mmずつ上げてくるようなイメージで、やさしく動いてもらいます。
すると、反発しあう互いの力のなかに「つりあい」が生まれます。
クライアントさまの体に、わずかながら圧力が通りはじめます。その圧力を体の隅々まで行き渡らせるように動く、イメージすることで、一般的な手技ではアプローチできないような部分まで、ラクになるサポートができるのです。
この原理を使って「セルフ操体」をやってみましょう!
やさしい力でつりあうほど、体が緊張せずリラックスできるためよく効きます。力任せでは良いつりあいは生まれませんし、効果は非常に浅くなります。頭で考えることより、体で感じることを優先してください。体中の細胞が安心するようなイメージでセルフ操体を行ってください。
つりあう対象は「壁押し」がいちばん簡単だと思います。壁を押すと同じ力が体に跳ね返りますから、つりあい易くなります。好みの加減で行ってください。ただし力任せは厳禁です。圧が体の隅々までくまなく回るように意識しなかまら、ありのままに体を動かして伝えていくのも効果的です。
その際の注意点は、壁についた手は離さないこと。圧力がすっぽ抜けると効き目が無くなり、どこか寂しい感覚になります。壁の付き方は、手のひら全体でつくのが簡単です。感じることを優先してください。
ほかには、重力や立っている地面とつりあう方法も良いです。繊細な感覚を要するため難しさはありますが、ハマると抜け出せない心地よさがあります。上から降り注ぐ重力、地面から伝わる圧力を感じながら、つりあいを意識して体中に心地よい刺激を伝えていってください。個人的には仰向けで寝ながら、体全体で重力を感じながら行うセルフ操体が大好きです。踵などで支点をつくってあげると圧が伝わりやすくなります。
感覚を養うと様々なことに気づいていきます。病気の予防にもなりますし、日々の体のケアも出来るようになります。
ちょっと難しい説明になったかもしれませんが、至ってシンプルな健康法です。わからない事はいつでもLINE@で聞いてくださいね。
https://line.me/R/ti/p/%40lfh4167m
ご縁をいただいた皆さまが、平穏な生活を送れますよう、心よりお祈り申し上げます。
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院したらパーソナルケアです。
心と体が楽になるお手伝いをしています。
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6月2日(土)、3日(日)の二日間、東京にセミナーを受けにいきました。自分の中ではありがたすぎる素敵なコラボセミナーでした。
初日のクロストークの様子
「こうしてゾーンに入ります」
二日目 ワーク
田園調布長田整形外科 院長 長田夏哉先生
「ビジュアライゼーション・ヒーリング」
二日目 ワーク
やすらぎの杜整体院 院長 上川名おさむ先生
「多次元操体法」
今回は、二日目のワークの最期の講義。僧侶の齊藤つうりさんによる「ユニティ・ヒーリング」です。
最初に申し上げますと、昔はこのヒーリングという響きがすごく苦手でした(^^;
怪しい、、だまされてるんじゃないか、、と思っていました。
ただ、それは自分がヒーリングへの認識がちゃんと出来ていなかったためだった、ということに気づけました。
あくまで自分の考えにすぎませんが、癒してあげますよ!はヒーリングではないと思います。手から気でも出るんでしょうか?たまにそんなかんじの方がいますが、そういう方は未だに怪しいと感じますw
気は感じるもので、出そうとするものではない。ヒーリングはあくまで「自然におこる現象」だと思います。
相手を思いやる気持ち、自分の体をいたわる気持ち、素直なこころ、受け入れて認めて癒す、その結果、場が調和することで、癒しの効果につながるのだと思います。
私はヒーリングの勉強はしていませんが、普段から臨床でおこなっている「多次元操体法」が、まさにヒーリングの要素を取り入れた整体なんです。
術者の手には主張や自我はありません。人の肌は脳の生まれ変わりですから、その皮膚を可能なかぎりやさしく包み込みます。謙虚な気持ちで触れる配慮や丁寧さは、術者の手の緊張を解きほぐし、受けてくださる方が素直であるほど癒しの効果につながります。その結果、鍼や揉みほぐしでも到底とどかないような部分の緊張がとれたり、何をしても引かなかった痛みが無くなったりします。これでいい、なんか十分、いい感じ、本当の状態はこうだったんだ、などの感想をいただくことも多いです。
多次元操体法の理論は、相手がいなくても活用できるため、セルフ操体をよくしています。長田夏哉先生のワークもまさしくセルフ・ヒーリングでした。
ただ、相手がいる方がかんたんに癒しの効果を得やすいと思います。そのため、術者と受け手の感覚が互いに優れていると、短い時間で、おどろくような効果が出ることもあります。
主張、自我、依存をとりはらい、邪魔をしないように「はからい」を丁寧におこなう。多次元操体法のセオリーであり、ヒーリングが起こるためにも大切なことだと感じました。
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
ユニティとは、単一性、一つである状態を指します。ユニティ・ヒーリングには「私もあなたも同じ存在である」という概念があります。
「私は何ひとつ欠けていない存在です」
「あなたも何ひとつ欠けていない存在です」
この考えを大切にしながらワークは進行しました。
最初に、人の体を取り囲むエーテル体に触れるワークを行いました。
目に見える、数値化できることだけがエネルギーではありません。
季節の変わり目、携帯電話の電波に代表される電磁波、そしてストレスをはじめメンタル的な負担。これらはまったく目には見えません。でも強大なエネルギーです。人はそのエネルギーに癒され、生活の糧とし、ときに被害を受けます。
人によりエーテル体のかたちは全くことなります。多次元操体法の施術でも、いきなり肌に触れるのではなく、体を取りかこむエーテル体から触れると、術者の手も柔らかくなり、相手の体も安心して、より操法が決まりやすくなります。
エーテル体を感じことが出来たら、いよいよユニティ・ヒーリング本番です。
4人でグループをつくり、中心に受け手が入り、周囲の3人がヒーリングを行いました。
「私は何ひとつ欠けていない存在です」
「目の前にいる人も何ひとつ欠けていない存在です」
そのような想いで、ただ相手のエーテル体を感じました。そして主張を取り除いた手で、自然な流れにまかせて、エネルギーの調整を行いました。
すると、ご縁をいただいたグループの皆さんが最高すぎたのが、あついあつい!と誰もが言いはじめました(^o^)
すごいエネルギー・ワークの場でした。同時に、なんとも言えないありがた~い気持ちが込み上げてきました。
本格的なヒーリング体験は人生で2回目でしたが、本質的な部分に気づけて、共有できたことが嬉しかったです!ご縁をいただくこと全てに意味があるなぁ、と改めて感じました。
最後はみんなで記念撮影?✨
また皆さんとお会いできる日を楽しみにしています(^o^)
長田夏哉先生、齊藤つうりさん、上川名おさむ先生、そして企画をいただいた長田優香先生、お手伝いいただいたスタッフの皆さま、最幸の時間をありがとうございました?
大阪市中央区、堺筋本町、松屋町、谷町四丁目の鍼灸整体院したらパーソナルケアです。
痛みの認識が変わる、生きるのがラクになる、そんなお手伝いをしています。
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6月2日(土)、3日(日)の二日間を利用して東京にセミナーを受けに行ってきました。
内容は、多次元操体法 x 直観医療 x アカシック・リーディングによるコラボセミナー。私の大好きなお三方のセッションとも言える内容で、ワクワクしながら参加してきました。
ブログも数回に分けて書きました。よろしければご覧ください。
初日 クロストーク「こうしてモードに入ります」
二日目 長田夏哉先生「ビジュアライゼーション・ヒーリング」
今回は、二日目に受けた講義の2限目、整体のお師匠さま、仙台やすらぎの杜整体院・院長、上川名おさむ先生による「多次元操体法」のワークについて書きます
最近では事前に話すことを決めてこないそうです。必要な場に必要なことが降りてくる、と。
普通のセミナーならレジュメやパワーポイントなど、事前のしっかりした準備が大切になると思います。ですが、上川名先生は、この場に集まっている人も、意味があって引き寄せあって集まっている。頭で考えこまず、ひらめいた、思い浮かんだことを丁寧にお伝えされています。
私はこのことを実際につよく体験したのは、昨年の夏に開催された、多次元操体法・大阪セミナーでした。
関西圏を中心に各地から先生方が集まりました。そして中には臨床に携わってはいない一般の方も参加されていました。
初の関西セミナーとあり、参加される先生方の期待、そして興味をもって参加いただいた一般の方、すべての方にまんべんなく伝えるには、ターゲットを絞りきれない、、
そんな状況のなか、上川名先生は降ってきたことに身を任せて、操体法のあり方をレクチャーされていました。
モデルは一般の方。多次元操体法はおろか、普段から施術に関わっていません。
頭で考えず、その場に丁寧に気づき、からだの希望に応える。
すると、施術をおこなう前の状態にくらべて驚くような変化が現れました。一気に場の空気も調和しました。そこからは終始、和気あいあいとセミナーは進行しました。そして最幸の場になりました。
必要なことは必要なときに現れる。たぶん日常の暮らしにおいても偶然にみえる必然として、多くの方も体験されていると思います。
そう、現代人はほとんど気づけていない。
今回のセミナー中に上川名先生がおっしゃっていたことです。
当たり前と思うから見えなくなる。だから、アラート役として痛みや不調が教えてくれる。
そのため、感じる、気づくをテーマに今回の講義はスタートしました。
肩を水平に挙げる検査法を応用し、自分の肩をあげ、引っかかる部分を感じる。その後ペアになり、肩の挙がり方のチェック、触れてほしい場所を聞いて、そっと触れるワークを行いました。
触れた後、肩の挙がり方をチェックすると、多くの方に変化が現れていたようでした(^o^)
多次元操体法を学んでいる先生も参加されていましたが、大半が一般の方。それでも変化が出ていました。
大切なことは、主張しない手で触れること、素直に感じること、相手を思いやる気持ちだと思います。
その逆をすると相手にどんどん伝わります。治してやろう!という、いわゆる先生肌の方には不向きです。さらに受ける相手が繊細であるほど瞬時に伝わります。手が触れただけで体が固まります、、
わかりやすく言えば治療法なのかもしれませんが、関わり方、あり方の部分がより大切になります。技術系のセミナーは行かなくなりましたが、ふらっと仙台に行きたくなるのは、自分のあり方を再確認したいから、なのかもしれません(^^)
その後も参加された方の悩みに応えながら、和気あいあいとセミナーは進行しました。改めて人って素晴らしいな、と思いました。
一般的には、腰痛なら腰、肩こりなら肩をもむ、という施術が行われています。ですが、患部に現れているのはすべて「結果」です。どれだけ解剖学に詳しかろうが、筋肉へのアプローチが上手であろうが、結果を追うだけの施術はたかが効果がしれています。
花は自分で頑張って咲くわけではありません。水や日光、必要な環境など、条件がそろえば自然のルールに沿って咲くのです。花は周囲の気を引きたくて目立とうとしません。ただ、そのありのままの姿が美しく、心をなごませてくれます。つぼみを無理やりこじ開けても咲きませんし、その姿には感動はありません。
人の体に当てはめるといかがですか?
本来のその人の状態に戻してあげれば十分なんです。パソコンでもスマホでも、初期化すればそれなりに不具合はなくなると思います。多次元操体法も、その人の本来の状態に初期化、リセットをする手段です。患部は反応として診るだけで基本そっとしておきます。それだけで十分なんです。治るものは自然に治ります。
改めて多次元操体法の奥ゆかしさを感じるとともに、その整体に出会えたご縁、そして周囲の方のありがたさを実感しました。
上川名先生、ありがとうございました!!